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39. ページ39

夜中、皆が寝静まったとき、ふとAは目を覚ました。








何やら温かく落ち着くようなそんな感じがした。








『暖かい……えっ』








目をあけると、目の前には風丸の顔がドアップになっている。風丸の手はAの腰に巻き付けられ抱きしめられているので身動きがとれない。








Aが風丸の腕から逃れようとすると、風丸の腕は更に強くなった。








『どうしたもんか……』








風「このままでいさせてくれ」








寝ていると思っていた風丸が目を開けそう言った。








『お、起こしたか?』








風「ずっと起きてたさ。ちょっとこうしてたくてな……駄目か?」








Aは風丸のその瞳に拒否することができなかった。









『このままでいい……暖かいし……』







するとAは眠たくなってきたのか目蓋が閉じかける。









風「おやすみ、A……」








額に柔らかい感触がしたが、Aは眠気には勝てずそのまま眠りについた。








翌朝、風丸とAが抱き合ってるのを見て叫び声があがったという。








夏「全く……油断も隙もありゃしないんだから」









風「ご、ごめんって;」








塔「仲良いんだなお前らって!」








目が覚めたAの頬は赤いままだった。

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ベルモット - 読みました。【オリオンの刻印】編を読んで、エイリア学園編も読みたくなってしまいました。オリオンの刻印も引き続き読みます。楽しみにしてます。 (2019年7月28日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年3月17日 14時

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