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夜中、皆が寝静まったとき、ふとAは目を覚ました。
何やら温かく落ち着くようなそんな感じがした。
『暖かい……えっ』
目をあけると、目の前には風丸の顔がドアップになっている。風丸の手はAの腰に巻き付けられ抱きしめられているので身動きがとれない。
Aが風丸の腕から逃れようとすると、風丸の腕は更に強くなった。
『どうしたもんか……』
風「このままでいさせてくれ」
寝ていると思っていた風丸が目を開けそう言った。
『お、起こしたか?』
風「ずっと起きてたさ。ちょっとこうしてたくてな……駄目か?」
Aは風丸のその瞳に拒否することができなかった。
『このままでいい……暖かいし……』
するとAは眠たくなってきたのか目蓋が閉じかける。
風「おやすみ、A……」
額に柔らかい感触がしたが、Aは眠気には勝てずそのまま眠りについた。
翌朝、風丸とAが抱き合ってるのを見て叫び声があがったという。
夏「全く……油断も隙もありゃしないんだから」
風「ご、ごめんって;」
塔「仲良いんだなお前らって!」
目が覚めたAの頬は赤いままだった。
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ベルモット - 読みました。【オリオンの刻印】編を読んで、エイリア学園編も読みたくなってしまいました。オリオンの刻印も引き続き読みます。楽しみにしてます。 (2019年7月28日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年3月17日 14時