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その後、雷門はボールを奪われ再び佐久間にボールが渡ってしまう。
佐「これで決める!」
鬼「やめろ佐久間!!」
佐「皇帝ペンギン1号!!」
その瞬間佐久間は悲痛な叫び声をあげた。Aは見ていられなくなってついに目を逸らしてしまった。
佐久間の放ったボールは染岡が捨て身の体当たりでコースをずらした。
土「染岡!!」
鬼「お前っ!」
染「残しといて、良かっただろっ……」
染岡はそう言うとその場に倒れて動かなくなってしまった。
不「もう一度だ佐久間!」
不動がボールを佐久間に出したが、佐久間はついに動かなくなってその場に倒れてしまった。
そしてそのまま試合終了のホイッスルが鳴り響いた。1対1でついに決着がつくことはなかった。
Aは試合を終えると影山の方へと向かっていく。その時のAの凶相は見たこともないほどに怒りを露わにしていた。
不「まさかあれほど柔だとは。使えねぇやつらだ。ねぇ、影山総帥」
影「使えないのはお前だ」
不「っ!?」
影「私は一流の選手を集めてこいと言ったはず。だが、お前の集めてきた選手は全て2流。お前自身含めてな」
不「2流……?この俺が2流だと!?」
影「お前の根端くらい見抜けぬ私ではない。私を利用し、この真・帝国学園の一員として雷門を倒し、あのお方に認めて貰おうとしていたことくらいな。
やはり、お前にあいつの代わりは無茶だったようだな」
影山そう言うと監視カメラに映っているAを見て不適に笑った。
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ベルモット - 続き読みました。このまま進んでいきますと夢主も大人時代になりますよね。結婚相手とか誰になるのかなぁ?接触している、既に、(あっ)あの人かも。楽しみにしています。大人編を。 (2019年8月25日 4時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
こっちー(プロフ) - 毎日楽しく見てますこれからも頑張ってください!元々好きだった帝国イレブンがもっと好きになりましたありがとうございます! (2019年8月23日 18時) (レス) id: 05cc57f5e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年8月22日 17時