14. ページ14
そして後半になり皆はポジションにつく。皆の不満げな表情は今だ絶えない。
そして雷門は7人のまま後半戦が始まった。
後半戦が始まると、人数が少ないにも関わらず相手を押している。
鬼「(不思議だ……先程より思い通りに試合が動く……)」
ベンチでは染岡達が不満をこぼしている。
染「くそっ!これで勝てたら漫画だぜ!」
『まぁまぁ、君もそんな足じゃ本調子はでなかったんじゃないのかい?』
Aがそう言うと染岡は肩を揺らして驚いた表情でAを見た。
瞳「貴方達、彼らにアイシングを」
秋、春「「え?」」
それからマネージャー達は瞳子に言われた通り皆のアイシングを始める。
秋「もう!怪我してたならどうして言ってくれないのよ!」
壁「だって、報告するほどじゃなかったですし……」
風「一人でも多くの力が必要だよ思ったんだ」
染「動けない皆の分まで俺達が頑張らなきゃいけないのにっ」
『全く君達はわかっていないね〜』
Aはそう言って風丸の後ろから抱きつく形ですり寄る。
風「のわっ!?;」
『エイリア学園と戦う前に故障したら元も子もないだろう?そこのところ、おわかりかな?』
Aは後ろから風丸の頬をつつきながらそう言う。
風「うっ……;そ、それもそうだが……;」
『なら今は彼らに任せて君達はゆっくり怪我を治したまえ。それに、有人はもう監督の意図に気付いているだろうしね』
染「意図?」
風「あの……そろそろ離れてくれないかA……?;」
風丸は頬を真っ赤にしてAにそう言う。Aは面白がっているのか終始微笑んでいる。
『おや〜?どうしたのだい風丸君?お顔が真っ赤だよ?』
風「(ほんっとこの女は……!;)」←だが満更でもない風丸だった。
266人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マナ - 質問よろしいでしょうか? (2021年4月17日 18時) (レス) id: 9e471035c6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年8月19日 21時