自称神彼氏とチンピラ彼女

１３． ページ13

そしてサッカー部の練習するグラウンドに到着する。








有「遅くなりました！」









哲「何してたんだ有珠？あれ？その方は……」









歩「呑二、知ってる。世宇子中１の不良生徒、平良先輩」









『あぁ”！？』









世宇子「「ヒィッ！；」」









照「こらこらA、チームメイトを怖がらせないでくれるかい？」









『チッ……』








牛「おや？皆集まって何をしているんだ？」








キヨ「あら、貴方は確か平良貞君の妹さんね？」








『兄貴のこと知ってんのかよ』








キヨ「勿論よ。世宇子中のOBだもの」








『……で、このババア誰だよ』








牛「こら平良、口を慎め」









コーチの牛島に注意をされ舌打ちをする。監督のキヨは優しげな笑みを浮かべたままだ。









照「今日一日、彼女にサッカー部を見学させてあげたくて連れてきたんです」









キヨ「あら〜そうなの？大歓迎よ〜よかったらそのままうちのマネージャーになってくれると助かるんだけどね〜」









『はぁ？誰がそんな面倒なことするかよ！』









キヨ「そう？ならプレイヤー希望かしら？お兄さんはサッカー上手だったものね〜」









牛「平良も運動神経は良いだろう。体育の授業だけはいつも評価５がついてるしな」









照「他が壊滅的だけどね」









『バカにしてんのかテメェ！』

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