１０６． ページ6
灰「どういうことだ？野坂」
野「グリット・オメガ。悪を成敗するためにちょっとずるい技を使わせてもらったよ」
稲「グリット・オメガで悪を成敗……？」
野「うん」
『どういう理由であれ、グリット・オメガのためだと知っていたら、特訓に身が入らなかっただろ？』
灰「しかし、それをここで使うとはな」
野「こういう時にこそ活きる技だと思ってね」
灰「確かに……」
ア「汚いぞっ、こんな技をっ……」
相手選手が痛む体を押さえながら立ちあがる。
野「はははっ、僕は戦術の皇帝。僕の国を攻めてくる敵は、誰であろうと叩きのめす」
ア「これは公式の世界大会だ！こんなことをしてただで済むと思うなよ！
審判！見てたか！これは反則だ！」
審判の方を見ると、先程までの審判とは違う者だった。
ア「前半と主審がが違うっ！；お前、何をした！？」
『さっきまでの主審の人、不正なことをしてたのがバレたみたいで、急遽交代になったらしいぞ』
Aは挑発的にそう言った。
ア「き、貴様っ……卑怯だぞ！」
『卑怯、だと？』
Aの背後からはあふれ出る殺気が止まらなくなり、相手は縮こまる。
『笑わせてくれるなぁ全く……』
野「Aさんの言う通りだ。サメが小魚を食べることを言うのなら、そうなんだろうね」
ア「な、なんだとっ！？」
灰「お前達は、野坂の怖さを知らないらしいな。
教えてやるよ。こいつはな、目的のためなら手段を選ばない冷酷な男だ」
『フッ……違いないな』
野「灰崎君、Aさん。それは聞き捨てならないね。
知ってるはずだよ。僕は崇高な目的の為に動いている。
……そういえば、君達には言ってなかったね。
僕はこの手で、世界を変える」
灰「決め台詞一緒じゃねーか；」
風「野坂悠馬、完全復活だな」
稲「お帰り、野坂」
『こうなればもうお前達に勝ち目はない。
精々最後の試合を楽しめ』
A達は不適な笑みを浮かべ相手選手を見下していた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
梅こんぶ(プロフ) - イナイレ大好き人間さん» そう言って頂けてとても嬉しいです！応援ありがとうございます！ (2019年6月15日 11時) (
レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ大好き人間(プロフ) - 梅こんぶさん» こんにちは！私は梅こんぶさんの作品が占いツクールの中で1番好きです！お気に入りも追加させていただいています。無印のFF編から何度も読み返しています。挿絵もとても上手で、読んでいて楽しいです！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月15日 11時) (レス) id: 14942b900c (このIDを非表示/違反報告)
killerハリケーン(プロフ) - 梅こんぶさん» 初めまして。とても面白いです。私もイナズマイレブン大好きなのでこれからも更新頑張ってください(｡_｡*) (2019年6月11日 22時) (レス) id: 07ace89041 (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - 五互里笑止さん» ありがとうございます！これからも応援よろしくお願いします！ (2019年6月9日 18時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
五互里笑止(プロフ) - 何時も見させて頂いています！すごく面白いと思います！これからもお体にお気をつけて頑張ってください！応援しています！それと梅こんぶ様の絵が大好きです！ (2019年6月9日 18時) (レス) id: 80dec2e8c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年6月6日 21時
