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一星は何度も角度を変えては唇を重ねてくる。
『(くそっ、息がっ……)』
息を吸い込もうと自然と唇が開く。それを狙っていたかのように滑り込んでくる一星の舌。
初めての感覚にAの意識は段々朦朧としてくる。
そしてようやく唇が離れた頃には、Aは顔を赤くして生理的な涙で目が潤んでいた。
充「たった１回のキスでこんなになるなんてな。経験豊富だと思ってたが、実際は付き合ったことすらないって感じだな」
『はぁ、はぁ……う、るさいっ』
Aは涙目で一星を少し睨み付けた。
充「そんな目で抵抗したって、女のあんたが男に敵うわけないでしょ？」
一星はそう言ってAの首筋に唇を沿わせた。そしてその瞬間、鋭い痛みが首筋から伝わってきた。
『な、何をっ』
充「あーあ、これじゃあ完全に隠せないね。
まぁそっちの方が都合がいいけど」
『……これも、弟の為だとでの言うのか』
Aがそう言うと一星は一瞬言葉を詰まらせるが、すぐに元の表情に戻る。
充「違いますよ。これは単に、俺がアンタをモノにしたいと思ったから。それに、ちょっと今イラついてたんですよね。
あぁ、でもついでにここでアンタを再起不能にしたら次の試合には出られなくなるのか」
Aはそう言われると一星を押しのけ距離を取った。
充「酷いなぁ……そんなに警戒することないでしょう？
まぁ、今日は一先ずこのくらいにしておきます。それじゃあまた明日、おやすみなさい」
一星はそう言うとAの部屋から出て行った。
『一星……』
Aは先程見てしまった一星の真実を知り、去って行く一星を心配そうに見つめていた。
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梅こんぶ(プロフ) - イナイレ大好き人間さん» そう言って頂けてとても嬉しいです！応援ありがとうございます！ (2019年6月15日 11時) (
レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ大好き人間(プロフ) - 梅こんぶさん» こんにちは！私は梅こんぶさんの作品が占いツクールの中で1番好きです！お気に入りも追加させていただいています。無印のFF編から何度も読み返しています。挿絵もとても上手で、読んでいて楽しいです！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月15日 11時) (レス) id: 14942b900c (このIDを非表示/違反報告)
killerハリケーン(プロフ) - 梅こんぶさん» 初めまして。とても面白いです。私もイナズマイレブン大好きなのでこれからも更新頑張ってください(｡_｡*) (2019年6月11日 22時) (レス) id: 07ace89041 (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - 五互里笑止さん» ありがとうございます！これからも応援よろしくお願いします！ (2019年6月9日 18時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
五互里笑止(プロフ) - 何時も見させて頂いています！すごく面白いと思います！これからもお体にお気をつけて頑張ってください！応援しています！それと梅こんぶ様の絵が大好きです！ (2019年6月9日 18時) (レス) id: 80dec2e8c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年6月6日 21時
