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そして試合当日。
Aは利根川東泉の控え室の前で円堂が出てくるのを待っていた。
そしてようやく控え室から円堂が姿を現した。
『やぁ円堂、久しぶりだな』
Aが話しかけると円堂は満面の笑みでこちらにやってくる。
円「Aじゃないか！久しぶりだなぁ！
今日の試合はお互いベストを尽くそうぜ！俺、お前のシュートが早く受けたくてワクワクしてるんだ！」
『そのことなんだが……今日の試合、私は出ないんだ』
Aがそう言うと円堂は一瞬固まる。そして大声をあげた。
円「えぇぇぇぇぇ！？何で！？どうしてだよ！？
俺折角Aのシュート止めるって意気込んでたのに！；」
『私も円堂と一騎打ちの勝負をしたかったんだがな。何せ今の雷門は少しばかり問題を抱えていてな』
円「問題？」
Aの表情が真剣なものになる。
『円堂、お前に頼みたいことがあるんだ。
雷門に、もう一度サッカーを楽しむという心を思い出させてやってほしい。
皆は今、勝つ為だけにサッカーをしている。だがそれだけじゃ駄目なんだ。それはおまえが一番よくわかっているだろ？』
円「成程な。Aが俺に頼み事なんて珍しいから吃驚したけど、そういうことなら協力するぜ！
俺も、本気の雷門と戦いたいしな！」
円堂は笑ってそう言った。それにつられてAも笑みがこぼれる。
『ありがとう。こんなことはお前にしか頼めないからな。
それじゃあ後は頼んだよ。私は観客席から見てるから』
円「おう！任せとけ！」
Aは円堂の言葉に頼もしさを感じながら観客席の方に向かった。
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ツナ(プロフ) - そうでしたか！大事になる前に気が付いて良かったです。 (2020年2月16日 2時) (
レス) id: 04f33d8056 (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - ツナさん» 確認しました。ツナさんが仰っていた部分以外でも私の作品と似たような描写があったので驚きましたね。ご報告本当にありがとうございました。 (2020年2月16日 1時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - ツナさん» 一応確認しておきますね。報告ありがとうございます！ (2020年2月16日 0時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
ツナ(プロフ) - 私は野坂悠馬の姉2の89話辺りからになると思います。 (2020年2月16日 0時) (レス) id: 04f33d8056 (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - ツナさん» そうなんですか？どの作品でしょうか？ (2020年2月15日 21時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年5月28日 23時
