８０． ページ30
タツヤがグラウンドに戻り、試合が再開する。
ヒ「そんな足じゃろくにプレーできないだろ。その癖にAの前でかっこつけやがってよ。
黙って俺のプレーでも見てるんだな」
基「俺はただ、サッカーをするためだけにフィールドに戻ってきたんじゃない。
お前にサッカーを教えにきたんだ」
ヒ「あぁ？この俺にサッカーを？
お前頭でも打ったのか？」
試合が再開しヒロトがボールを持って切り込んでいく。
基「よく聞けヒロト！お前自身をレベルアップさせる必殺奥義を伝授してやる！」
ヒ「はっ！必殺奥義だと？お前が俺に？中々面白いジョークだな！」
ヒロトはそのまま持ち前のテクニックで雷門を抜いていく。
ヒ「聞いてやるぜ、言ってみろ」
基「必殺奥義、その名は……パスだ！」
ヒ「なっ！はぁ！？」
基「敵にマークされていない仲間にボールを蹴る。それだけだ」
タツヤの言葉にヒロトは笑い出した。
ヒ「プッ、あははは！タツヤ、お前頭が飛んだみたいだな」
ヒロトはそのままタツヤの言葉を無視して一人で走り出す。
ヒ「パスなんてものは所詮凡人のプレイだ！
俺は一人でも点を取ることができるって！」
基「ヒロト！」
ヒロトは再び必殺シュートを放つ。その技はゴーレムとのりかの２重の防御により止められてしまった。
『雷門はヒロトの個人技に対応してきたみたいだな』
晴「なっ！それじゃあ負けちまうじゃねーか！？」
『勝ち筋がない訳ではない。この試合、全てはヒロトに掛かっている』
Aはベンチからヒロトをジッと見ていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 152人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫宮 - 76話、晴也じゃなくて晴矢です！ (2019年10月29日 16時) (
レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
姫華(プロフ) - お話もとても面白いので好きなのですが、イラストもとてもお上手で素敵です！ (2019年6月23日 19時) (レス) id: c5633e9a43 (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - ベルモットさん» コメントありがとうございます！言われてみれば似てるかもしれませんね。 (2019年5月29日 19時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - イラストが綺麗で上手でした。アフロディに似てるなぁと思いました。 (2019年5月29日 16時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - 名無しさん» 見ました！素敵なイラスト描いていただきありがとうございます！また載せますので、これからも応援のほどよろしくお願いします！ (2019年5月29日 8時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年5月25日 1時
