４１． ページ41
その翌日。Aは自宅で星章と雷門の試合をテレビで見ていた。
結果は雷門が星章に５対４で勝利を収めた。
『流石は雷門だな。これで、彼等と存分に戦えるかもしれないな。
どうか勝ち進んでくれよ』
Aはテレビ越しに喜んでいる雷門を見てそう呟いた。
その時、部屋に執事の箕浦がやってくる。
箕「お嬢様、お客様がお見えです」
『誰だ？』
箕「基山様です」
『通して』
Aがそう言うと箕浦はタツヤを連れてきた。
箕「ごゆっくり」
部屋にはAとタツヤだけとなった。
『タツヤが私の家に来るなんて、珍しいじゃないか。どうかしたのか？』
Aがそう言うと、タツヤは気まずそうに視線をAに向けた。
基「あの……Aさんとヒロトは、一体どういう関係なんですか？」
『え？』
基「昨日、町中で二人を見ました。もしかして、二人は恋人とか……」
『はぁ？それはないよ。私とヒロトは幼馴染みのようなものだ。
うちと吉良財閥が連携を結んでいることは知ってるだろ？』
Aがそう言うとタツヤは安心したような顔になった。
基「そうだったんですか。俺の勘違いで安心しました。
それなら、俺にもチャンスがあるってことですよね」
『え？』
その瞬間、Aの頬にタツヤの柔らかい唇が当たった。Aの顔はそこから徐々に熱を帯びていく。
基「俺、本気ですから。ヒロトには負けませんよ。
それじゃあ、お邪魔しました」
タツヤはそう言うと放心状態のAに笑いかけて帰っていった。
Aはキスされた頬を触りながらしばらくはその場から動くことはなかった。
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ベルモット - 梅こんぶさん» 夢主人公がベルナルドに捕まって操り人形的な試合が見て見たいです。アフロディと夢主人公の関係性的な事も。 (2019年6月30日 21時) (
レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
氷夜 - イナクロは残念だけどアレス楽しみです (2019年5月27日 20時) (レス) id: 968d011fe0 (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - 名無しさん» それは嬉しいです！ありがとうございます！楽しみにしていますね！ (2019年5月25日 0時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - ラルハさん» ありがとうございます！ (2019年5月25日 0時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 夜分に失礼します梅こんぶさんのイラスト拝見致しましたとてもかっこよく美しい女性で憧れます私も絵を描きましたがもしご迷惑なければと思いますイラスト許可が直ったらそちらに送ります！(長文でごめんなさい。) (2019年5月24日 23時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年5月22日 16時
