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106. ページ6

迷彩ジャケットを着たAは、ジェイドと共に森の中に入って行く。


ジェイドは先ほどから自分のスマホでマジカメを見ながら歩いている。



『ジェイド、何見てんだ?』



身長が低いせいで、ジェイドの手元が一切見えないA。


だがジェイドの顔を見る限り、何か企んでいることは間違いなさそうだった。



「いえ……ここで少し、誰か来るまで待ち伏せしていましょうか」



ジェイドはそう言って木の上に登り始める。



「さぁ、Aさんも」



ジェイドがそう言って手を差し出してくるので、Aはその行為が癪だったのか、手を借りずに木の上に登った。



「連れないですねぇ」


『女じゃねーんだよこっちは。木登りくらいできるわ』



それからしばらく、木の上でボーッとするA。あまりにも誰もこないので、このまま寝てやろうかと思ったその時、ジェイドがAを引き寄せ手で口を塞いだ。



『ん”!?』


「シー……誰か来ます」



そう言われ下を見れば、農民チームのケイトと、オンボロ寮の監督生とグリムが怪物チームに追いかけられていた。

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梅こんぶ(プロフ) - 弑逆ノ桜さん» 誤字の指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。 (2020年8月5日 0時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - 103のバルガス先生の台詞で魔法が魔王になってますよっ!(ボソッ) (2020年8月4日 23時) (レス) id: cdb86ccf60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年8月4日 22時

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