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104. ページ4

「この試合は勝利したチーム全員に体力育成の成績が加点される。

さらに勝利に貢献した優秀な生徒にはさらなる加点ボーナスを約束しよう。

全身の筋肉が悲鳴をあげるまで存分に戦い抜くがいい!

試合のフィールドは学園全体。両チーム共に補給ポイントが用意されている。

箱の中のものは手に入れた者が有意義に使うように!

今から全員に補給ポイントが記されたフィールドマップと……

農民チームには豆10粒。怪物チームには走行速度を補助するブーツを配る。

受け取った者から各自指示されたスタート地点へ向かえ。試合開始は午前9時からだ。


生徒諸君、健闘を祈る!」



そう言われ、Aたちは早速豆とマップを受け取りスタート地点へ向かった。



『僕のスタート地点は、Aー1地点……鏡舎前か』



それから鏡舎の前までやってくると、先に到着していたジェイドとフロイドを見つけた。



『げっ、最悪……』


「聞こえていますよ、Aさん」



ジェイドはにっこり微笑みながらAを見ている。フロイドはつまらなさそうな顔をしていた。


その時、試合開始の合図が学園中に響き渡る。同じ鏡舎前にいた農民チームたちは、それぞれ少人数のチームを作って動き出していった。

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梅こんぶ(プロフ) - 弑逆ノ桜さん» 誤字の指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。 (2020年8月5日 0時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - 103のバルガス先生の台詞で魔法が魔王になってますよっ!(ボソッ) (2020年8月4日 23時) (レス) id: cdb86ccf60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年8月4日 22時

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