５８． ページ8
「知ってたんなら事前にそういう情報くださいよー！」
エースがAに向けそう抗議するが、Aは笑うだけだった。
『馬鹿な仔犬ってのは本当に見ているだけで愉快だな。
それくらい、自分たちの頭で考えろ。
……だがそうだな。キングスカラーなら、何か良いアイデアをくれるんじゃないか？
あの猫は頭と顔だけは良いからな』
「確かに……レオナ先輩たちに相談してみるか」
「あの、ありがとうございましたA先輩」
ユウが頭を下げてそう言うので、Aはユウの乱れた髪を整えるのと同時に軽く頭を撫でてやった。
『気にするな。精々、捨て犬にならないよう自分の小屋を必死で守ることだな。
ほら、行け』
「なーんか腹立つ言い方なんだゾ……」
ユウたちはそう言うと鏡の間から出て行った。
それと入れ替わりにヴィルが鏡の間へやってくる。
「悪いわね。担任教師に捕まってたわ」
『いえ、お気になさらず。それじゃあ行きましょうか』
Aとヴィルは、闇の鏡を通ってヴィルの仕事場へ向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 877人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らむくん(プロフ) - やだｯｯｯ!!お前すきｯｯｯ（帰れ (2020年7月13日 19時) (
レス) id: 4eb72e88f0 (このIDを非表示/違反報告)
暇人B - 続編おめでとう御座いますぅぅぅぅぅぅぅぅぅ((うるせえ (2020年7月13日 16時) (レス) id: 655b6dff02 (このIDを非表示/違反報告)
蝶凛 - 続編おめでとうございます！無理をせずに更新頑張ってください！ (2020年7月12日 22時) (レス) id: 7c94aa4f70 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年7月12日 21時
