夜桜の木の下には彼女がいた３〜FFI編〜

１０４． ページ4

皆は早速練習を始めていた。








その時、秋が皆を呼び出した。








「「親善パーティ？？」」








秋「ナイツオブクイーンからの招待よ。試合をする前に親睦を深めたいから、今日の六時ロンドンパレスに正装してきてほしいって」







目「ま、当然と言えば当然ですね。なんと言ってもジェントルマンの国なんですから」








秋「というわけで時間までに準備してね」









『行かないって選択肢は……』








秋「監督からの命令よ」









Aは心底嫌そうな顔になった。








そして練習を終え、皆は午後のパーティに向け準備を始めた。








秋「Aちゃん、入るわね」







秋と春菜と冬花がAの部屋にやってきた。








『何？』








秋「Aちゃんに似合うドレス、選んであげようと思って！」








春「A先輩に似合いそうなドレス、たっくさん借りてきましたから！」









冬「Aちゃん、きっと素材がいいから何でも似合うと思うな」








その瞬間Aは窓を開け、そこから逃げだそうとした。









だがそれは秋達に当然の如く阻止された。








『ぜったにドレスなんか着ないからな！そんな動きにくい服！』








春「逃しませんよ！外ではお兄ちゃんと豪炎寺さんに待機してもらってるので無駄です！」








『……；』








Aはそう言われると諦めたように大人しくなった。








その頃Aの部屋の外では＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿








豪「ドレス姿のAか」








鬼「少しは令嬢らしくみえるんじゃないか？」








豪「間違いないな」








『聞こえてるぞ豪炎寺！鬼道！』←部屋の中から言ってる









豪、鬼「「……；；」」

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