2001に紅の殺意を (ページ7)

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184話:治療をページ7

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『私達はボスを倒して組織を乗っ取ろうとしてる』

私はホルマジオとイルーゾォにした説明を同じように話した。
半信半疑だったペッシも私が、
『あんたらの名前を知っているのが証拠。暗殺者チームなんて慎重なチームの情報が漏れるわけがない。
それも私達のようなつい最近幹部になったチームに』
と言うと言葉を詰まらせた。

『急いで決めて、信じるか……信じないか。
あんたがもたもたしてたらプロシュートは死ぬよ。
私としてもそれは避けたい。協力して、ペッシ』

ペッシはプロシュートを見つめると、スタンドを消してくれた。
ペッシを呼び寄せ、彼から亀を取り上げると、私は中に入ってブチャラティを寝かせた。そしてジョルノを起こす。
ジョルノと一緒に亀から出ると、彼は私を見て頷いた。
何も言わずプロシュートの側に屈んで傷の治療をしてくれている。これで一件落着…

私はプロシュートの近くに落ちている通信機を拾った。
うん、これは壊れてない。ちゃんと繋がる！
さっそくリゾットに連絡を……

……あれ、

また視界が歪んできた…
あ、そういえば私……血が…

ジョ「おっと、」

『ぅ……ごめん、ありがとう…』

前のめりになった私をジョルノが受け止めてくれた。
足に力が入らなくて自力で立てない。血を流し過ぎた。

ジョ「A、キミも治しますよ。多少痛みますが、我慢してください」

……ちょっと…………やだな。