52話:ポルポの入団試験 ページ7
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人が人を選ぶにあたって一番大切なこととは何か。
ジョルノはこの質問に「何ができるか」と返した。
ポ「ほぅ〜〜〜君らは何ができるんだね？」
ジョ・貴「……」
私たちは顔を見合せ……
バラバラバラバラバラ……
ポ「！おぉ！」
ボディチェックを受けた時に刑務官から取っちゃった。
テストに使えるかなーって。帰るときに返すけどね。
ジョルノはサイフ、私は服のボタンをスッた。
私はスッたというか、ボタンを布から切り取るためにちょっとだけスタンド能力を使って取ったんだけど。
んー…別に事前に相談してたとかじゃあないんだけど…
似た者同士ね、私たち。んふふ。
ポ「オホホホ、はははハハハ
なかなか面白いな…。
だがね、最も大切な事は他にあるんだ」
ポ「それは〈信頼〉だよ、このテストは君たちの信頼を見ることなんだ………。
このライターの〈炎〉でなｯ！
手に取りたまえ､炎を消さないように…」
ジョルノは炎の着いたライターに手を伸ばした。
そのわずかな風で炎が揺れ、小さくなる。
……ちょっとヒヤッとした…
ポルポが言うには、見えないところで信頼を示さなければ組織に入ることはできないらしい。
24時間……私達はこの炎を消さずにライターをここに持ってこなくてはならない…！
ポ「それができたら、君らの入団を認めよう。
ライターのガスは十分にある。
簡単だろ？注意深く見張ればいいんだから」
ポ「だかしかし！君らが何かの不注意で炎が消えたなら……君らは信頼できない人間、というわけだ。
これが入団試験……さぁ、頑張りたまえ…」
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胡蝶(プロフ) - むさん» そのように言っていただけるなんて…！とっても嬉しいです…！更新も頑張ります、ありがとうございます！ (2022年1月2日 21時) (
レス) id: b883eb7265 (このIDを非表示/違反報告)
む(プロフ) - 胡蝶さんの作品大好きです！更新楽しみにしてます！ (2021年12月31日 10時) (レス) id: 0d837f5408 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡蝶 | 作成日時：2021年12月4日 4時
