50話:刑務所へ ページ5
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彼らの組織の名前は〈パッショーネ〉
ボスの名前は誰も知らないし、姿や顔を見た者もいない。
ボスは下にいる何人かの幹部を介して命令を下してくる。
その〈幹部〉が、今回私達の入団試験をする男らしい。
ポルポ……この刑務所の中にいるのか。
ある罪で有罪になって１５年は出てこないらしい。
その気になればいつでも出られるが出る必要がない、とブチャラティが言う。
『どうして？』
ブ「面会に行けばわかるさ」
ブ「ジョルノ、A。
君らは彼の面接を受け、合格しなければならない。
どんな面接かは彼の気分次第だが。全てはここから始まるんだ…くれぐれもバレるなよ」
ジョ「…そうだ……スタンド能力…。
あんたは何故その能力を身につけた？他にもいるのか？」
ブ「…それも行けばわかる。合格すればね」
私達はブチャラティと別れて刑務所に足を踏み入れた。
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刑務官「荷物、腕時計！ポケットの中の物を全て机の上に出してから奥に進み、ボディチェックを受けてください」
ジョルノはバッグを置き、私もボディチェックを受けた。
奥のゲートをくぐると、囚人番号No.28ポルポの監房がある。
強化ガラスだからガラスが割れる心配はないけど、触れるのは禁止されている。
何か物を渡すのも貰うのも禁止。
面会時間は１５分…ね。
刑「貴方達がゲートをくぐったら閉じますが、何かあったら叫んでください。
…ん…？貴方……」
『…！』
ジョ「牢獄で直接面会するんですか？面会室ではなく？」
刑「…あんた、彼を知らないの？」
ジョ・貴「…」
開けられたゲートを足早にくぐる。
あ…危なかった、
あのままジョルノが間に入ってくれずにしっかり顔を確認されたら……私がA・リカーラだってバレちゃうところだった…
ありがとぉ…ジョルノ…
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胡蝶(プロフ) - むさん» そのように言っていただけるなんて…！とっても嬉しいです…！更新も頑張ります、ありがとうございます！ (2022年1月2日 21時) (
レス) id: b883eb7265 (このIDを非表示/違反報告)
む(プロフ) - 胡蝶さんの作品大好きです！更新楽しみにしてます！ (2021年12月31日 10時) (レス) id: 0d837f5408 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡蝶 | 作成日時：2021年12月4日 4時
