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11話 ページ12

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「「これは…!」」


スタジアムに入って早々、天馬と神童がある物を見て声を揃えた。


そこには、巨大な扇風機な様なものが天井に設置されていた。


《雷門対月山国光、試合会場は…
"サイクロンスタジアム"だ──ッ!》


「空調…にしちゃデカ過ぎるな…」


「ちゅーか、巨大扇風機…?」


「サイクロン…まさかとは思うけど」


Aは顎に手を当てて考え込む。


"サイクロン"は太平洋南部で発生する熱帯低気圧のこと。


簡単に言えば、"旋風"だ。


「まさか、あの機械で旋風を起こすとかー…うん、無いわね」


小さな声で呟きながら機械を眺めるも流石に無いか、とAは苦笑いした。



《円堂監督率いる雷門中、そして近藤監督率いる月山国光!いよいよ試合開始だ──!》


「A、頑張ろうな!」


「えぇ、頑張りましょう!」


天馬はAにニッと笑みを向けて元気に意気込んだ後、自分のポジションへと付いた。


Aのポジションは神童と天馬の隣、つまりMFの位置だ。


Aの本来のポジションはFWだが、GK以外ならどのポジションでも動く事が出来る。


《両チームがポジションに着きました!今回は特別枠として雷門に新たに入った白星Aが出場します!一体どんなプレーを見せてくれるのでしょうか!?

さぁ間もなく雷門中のキックオフで試合開始だ──!》


実況者がAの名前を上げると、会場の歓声が一気にワァッと大きくなる。


そして観客席からAへのエールが届く。


「Aちゃん頑張れー!」


「ゴール決めてくれよー!」


「こっち向いてAちゃーん!」



「あ、あはは…」


Aはいつの間にこんなにファンが、と思いながらファンの皆に苦笑いをしながら手を軽く振ると嬉しそうな声が上がった。


「A凄い人気だ…」


「白星は白恋中でかなり注目されていたからな、ファンも多いんだろう…」


天馬と神童はAのファンに少し驚いている様子だった。


そして、ピ──ッと試合開始のホイッスルが鳴る。


剣城がキックオフで倉間にパスを出し、そのまま敵陣内へと入り込んでいく。


「…壱の構え!」


「「「はっ!」」」


その時、兵頭が片手を上げて合図を出した。


すると月山国光は左右に集まり、真ん中ががら空きになったフォーメーションへと変わる。


「真ん中を空けた…?…何かの策?」


Aは敵のフォーメーションに違和感を抱き、月山国光の皆の様子を眺めた。





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作品ジャンル:アニメ
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作者名:りはる | 作成日時:2020年4月1日 2時

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