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潜入調査2 ページ17

「あ、朧に連絡しないといけませんね。」

松陽は朧に自分の分のみ会員登録させてしまったことを思い出し、2人分追加することを朧に連絡した。



新学期スタートから2週間後――――

午後5時半、オレンジ色の空に烏がゆうゆうと飛び回る。

「今日も仕事か。しかも会員の人増えたんだっけ...。」

まぁ、その分給料は上がるのだが、

それでもAは気が重かった。



『あ、旦那こんばんは。』

「ファレー、今日は新しい会員の方についてもらうよ。喜ぶがいい、その方々はなんとまだ20代なんだ。」

『...承知しました。』

では、メイクルームへ足を運ぶ。

いつも思うのだが、化粧をすると本当に自分が自分でなくなるような気がした。

『今日は青のドレス...』

初の来店客ということで、少しドレスワンピが派手になっていた。

少し躊躇ったが、最終的には着なければいけない。

Aは着替え、フロアに出た。

すると、新しい会員の方々はなんだろ、

見覚えのある顔をしていた。

『こんばんは、本日はローズクラブにお越しいただき、誠にありがとうございます。』

顔をあげた瞬間、Aは自分でもわかるくらい、顔が引きつっていた。

「よォ姉ちゃん、早速だがよ、ドンペリ頼むわ。」

「おいおいやめとけや。テメェじゃすぐ酔っちまうだろーよ。」

「んだとゴラァ!」

銀時と高杉の言い争いが始まった。

だが桂ではなく、Aの発言がそれを止めた。

『初来店のお客様には、シャンパンをサービスさせていただきます。ですから、お客様3名に一本ずつ、お持ちしますよ。』

そう言ってAは1度、フロアの裏へと姿を消した。

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銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き! - ( ; ω ; ) (2017年5月4日 13時) (レス) id: ce9256483a (このIDを非表示/違反報告)
銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き! - ごめんなさい (2017年4月5日 15時) (レス) id: ce9256483a (このIDを非表示/違反報告)
銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き! - ドンだけ更新遅れてるんですかね? できれば早くしてください!<○> (2017年3月28日 18時) (レス) id: ce9256483a (このIDを非表示/違反報告)
ピヨノ - 超面白いですが続きまだですか? (2017年3月15日 10時) (レス) id: ce9256483a (このIDを非表示/違反報告)
りりりりりりりん - とても面白かったです!更新まだですか(о∀о)? (2017年3月12日 15時) (レス) id: 95f3777dd4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:坂田美奈子 | 作成日時:2016年3月19日 14時

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