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「てめぇ!!死ぬんじゃねぇぞ!!!!せっかく十二鬼月を倒したんだ!」
ひたすら声をかけながら
一通り止血をして抱えた時だった。
「Aさん…………………!!」
死なないで、生きてとひたすら涙を流しながら祈り叫ぶ青年。
多分この青年はこの隊員に助けられたのだろうか。
助けてくれた人が変わり果てた姿で目の前にいるのは相当辛いだろう。
少年には急いで医者に見せに行く、
きっと元気になってまたここに戻ってくるから待っててくれ。俺が絶対にこいつを助けるから。
とだけ伝え、後は隠に任せた。
夜は明けた。
よく戦い抜いたと言わんばかりの朝日が村を照らしている。
俺は死ぬなと何度も叫ぶ青年に背を向け蝶屋敷へと走り出した。
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作者名:もね | 作成日時:2021年1月23日 22時