検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:40,659 hit

マッチ売りの美男3 ページ37

「おらぁ!!てめえやっと見つけたぞ」


「……父さん!?」


暗闇の中


突然、少年の父がやって来ました


そして、その手には銃をもっています



父「全然役に立たねえな!もう殺してやるっ!!」


⦅ちょーっとまってこの展開は予期してなかったー110番110番!⦆


パァン




『わわわ!怖いっ!』


「大丈夫です!俺が、守ります」


『でも死んじゃうよっ!!』


「俺のせいなので、仕方ありません」


『私は、諦めないよ』


「でも」


『まだ何かやれることがあるはずだもん』


「!」


『あの、危ないので銃を捨ててくださいっ!!』


父「はぁ?捨てるかよ」


『この人は、貴方の子供なんですよね!?殺す必要ないじゃないですか!』


父「俺の子じゃねえよ!うるさいな!まずはお前からだ!!」


⦅ぎょえー!死んじゃう!!⦆


母「銃を捨てなさいッ!!」


『え!お母さん!?』


⦅そういえば!私のお母さん警察だった!⦆


「このままでは相討ちになってしまう!」


⦅何かいい方法はないのー!?⦆




<流れ星が消える前に願い事を3回唱える>


⦅そういえばそんな言い伝えもあった!⦆


⦅お母さんを助けて!お母さんを助けて!お母さんを助けて!⦆




父「じゃあ俺からいくぜえ」


母「くっ」


⦅やっぱりダメなの!?⦆




ドカーン



『わっ』


「これは……!」




何ということでしょう


父の上から木が倒れてきて


動きを封じていたのです


こうして事件は終わりますが


少年と少女の物語は終わりません

マッチ売りの美男4→←マッチ売りの美男2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
37人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひゅみ | 作成日時:2020年6月5日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。