マッチ売りの美男3 ページ37
「おらぁ!!てめえやっと見つけたぞ」
「……父さん!?」
暗闇の中
突然、少年の父がやって来ました
そして、その手には銃をもっています
父「全然役に立たねえな!もう殺してやるっ!!」
⦅ちょーっとまってこの展開は予期してなかったー110番110番!⦆
パァン
『わわわ!怖いっ!』
「大丈夫です!俺が、守ります」
『でも死んじゃうよっ!!』
「俺のせいなので、仕方ありません」
『私は、諦めないよ』
「でも」
『まだ何かやれることがあるはずだもん』
「!」
『あの、危ないので銃を捨ててくださいっ!!』
父「はぁ?捨てるかよ」
『この人は、貴方の子供なんですよね!?殺す必要ないじゃないですか!』
父「俺の子じゃねえよ!うるさいな!まずはお前からだ!!」
⦅ぎょえー!死んじゃう!!⦆
母「銃を捨てなさいッ!!」
『え!お母さん!?』
⦅そういえば!私のお母さん警察だった!⦆
「このままでは相討ちになってしまう!」
⦅何かいい方法はないのー!?⦆
<流れ星が消える前に願い事を3回唱える>
⦅そういえばそんな言い伝えもあった!⦆
⦅お母さんを助けて!お母さんを助けて!お母さんを助けて!⦆
父「じゃあ俺からいくぜえ」
母「くっ」
⦅やっぱりダメなの!?⦆
ドカーン
『わっ』
「これは……!」
何ということでしょう
父の上から木が倒れてきて
動きを封じていたのです
こうして事件は終わりますが
少年と少女の物語は終わりません
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作者名:ひゅみ | 作成日時:2020年6月5日 17時