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4回のチャンス ページ3

『唯ー!』


唯「姉ちゃん!帰ってきたんだ」


『あっ……ただいま』


唯は私の家族

2年前に両親が交通事故で死んでから

祖母、祖父の助けをもらいつつ

二人で生活していた


『早速だけど聞くよ!』


唯「聞かれるの面倒だから先に話すー」


『あっ、ハイ……』


「まず、姉ちゃんが黒バスの世界にトリップしてたのは覚えてるよな?」


『うん』


「あれは初めてのトリップだったから、僕らの世界の記憶は無かったんだ」


『そうだったんだ!』


確かに私には普通の家族がいたし

改めて考えると

幼少期の記憶が無かった気がする


「それと、姉ちゃんが帰って来たってことは、誰かの運命を変えたはずなんだ」


それって……黒子くんかな?


「1トリップに1人の運命しか変えられないからね」

『まってまってまって、、そもそも私、どうやってトリップしたの!?』


「このカードをもって寝ただけだよ」


そこには真っ白なカードが4枚


「姉ちゃんが運命を変えた人の顔が白いカードに映ってると思うよ」


慌てて自分の部屋に戻る

ベッドにあったカードには

黒子くんの笑顔


ホントに変えちゃったんだ


「ところで、姉ちゃんは赤い髪の人の運命変えてくるんじゃ無かったの?」


『赤司くんだけじゃダメだ』


「え?」


『その周りも変えないと!』


「……ハァー」


た、ため息つかれた!?


「チャンスはあと4回。それまでに赤い人にたどり着かないと運命は変わらないからね!」


『あと4回……』


まず誰を変えよう……


「とりあえず、一番変えやすそうで、味方になってくれそうな人にすれば??」



赤司くんの身の回りで

味方になってくれそうな……

『緑間くん!』


「あと……あだ名呼びの方が親近感あっていいんじゃない?」


『そっか!』


とりあえず、さつきちゃ……

『さっちゃん』のあだ名を真似してみよう!



そしてみどりんがむっくんや赤司くんを

止めてくれるようにしないと……!

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作者名:ひゅみ | 作成日時:2020年6月5日 17時

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