赤い恋 2 [赤司征十郎]

仲間の分だけ…… ページ18

緑間「……」


Aが伝えたいことはわかった

協力すれば勝てるよということだろう

だがしかし、この結果では協力しなくても勝てただろう


結局、どちらも変わらないではないか



赤司「人事を尽くして天命を待つ」


緑間「！」


赤司「緑間1人が人事を尽くしても、緑間1人の天命しかやってこないだろう」


俺は日々、人事を尽くしている

そうすればおのずと結果がついてくるからだ


朝の占いを信じるのだって

結果がもたらす幸運を待っているからだ


赤司「3人でやれば3人分の幸運がくるのに、やらないなんてもったいないだろう？」


______『…はははっ、どうぞ使って！』


______『タオル、持ってない？』





仲間と人事を尽くしているからこそ

帝光(おれ)は強い



考えれば考えるほど簡単なこの答えに

俺は気づかされた(・・・・・・)、のか




緑間「……ﾌｯ。ならば、赤司たちにも人事を尽くしてもらう」


桃井&赤司「！」


緑間「最後までやりきるのだよ！」


桃井&赤司「うん！/ああ」





◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊

『ねえっ！どうしよう！！』


赤チームは完成間近なのに、こっちはもう少しどころかスポンジもない


黒子「さすがにまずいですね、」



青峰「なあ、俺結構いいこと思いついた！」




A&黒子「！！」

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