赤い恋 2 [赤司征十郎] (ページ12)

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協力者ページ12

やってしまった

バケツに引っ掛かって転ぶなんて

誰かに見られてたら恥ずかしい！！

ナイスタイミングでやって来た

みどりん

いい人なんだなって分かる

もういっそ、すべて話してしまおう

『ﾍﾟﾁｬｸﾁｬｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ』

緑間「ほう」

みどりんは何か考えているみたい

緑間「……もしAの言う通りだとして、俺が間に入っても、それは止められない」

『え？』

緑間「赤司の顔に泥を塗ることになってしまうのだよ」

そうか、赤司くんは

むっくんに勝つっていう選択しかできない

キャプテンとしてのプライドは折れない

『むむむむ、じゃあどうしよう……』

緑間「では、次のトリップの時に紫原が勝負を仕掛けるきっかけになった青峰を止めればいい」

『大ちゃん……』

正直、大ちゃんに何て言えばいいかさえ分からない

そもそも、何が原因で独りになってしまったかも

よく知らなかった

緑間「赤司と紫原のけんかの時に黒子が止めなかったってことは、その場にいなかったからなのだよ」

『確かに！テツくんなら何かしら言ってくれそうなのに！』

緑間「恐らく黒子は青峰の方へ行っていたのだろうな」

けど、結果を見る限りは……

緑間「Aは今回のトリップ、青峰たちの方へ行ってみたらどうだ？赤司の方は俺が見ておこう」

『うん！』

大ちゃんとテツくんの終わりを見てから

戻って対策を立てよう

そういえば……

『どうして、、どうしてみどりんは協力してくれるの？』