○。休憩26 ページ27
・
俺がそういうと、スガくんはより一層いじけたような顔をした。
ヤッベェ百面相みたいでおもしれぇ。
ごめんスガくん。
そう思ったその時。
「あの…黒尾サン」
「んあ?」
横から聞き慣れた少々掠れた男の声。
その方向を振り返ると…
「…っツッキー!」
「……その呼び方やめて下さい」
俺の弟子(だと俺は思ってる)、月島が立っていた。
え、てかコイツから俺に話しかけてくるとか珍しくね…?なんかあった?
「その…あの人連れてくるのって僕に任せてもらっちゃダメですか?」
「へ?」
あぁ、そういえばツッキーあの人と面識ありなんだっけ?
確か何かを電子レンジinされたとかなんとか…
…いや、やめとこ。今思い出すとマジでおねーさんの話は笑いが止まらなくなる。
「…何、お話でもあるの?」
「いやそういうわけじゃないんですケド…」
ふーん…
まぁツッキーなら手ェ出しそうにないしな。
てかおねーさんの事タイプじゃなさそうだし…もっと真面目で頭のいい子の方が好きでしょ。
そう思ったからか分からないけど___
この時の俺は_____
ツッキーが"その手の話"に関しては、安全圏だとか馬鹿な事を考えてしまった。
「まぁ…じゃあ頼むわ」
「っ!いいんですか?」
「おー、ちゃんと連れてこいよー?」
「…言われなくても」
そう言って
もう既に体育館扉近くにいたスガくんと澤村を追いかけて俺は体育館から出て行った。
___________________
________
「______ということです」
「ごめんさっぱりわかんない」
今、このショートケーキイケメンくん____又の名を月島蛍くん______に何故この子が私を待っていてくれたのか聞いたんだけど。
ホンッット申し訳ないけどさっぱり分からなかった。
私もこの後昼食を食べさせてもらえるらしいという事は分かった。
と伝えたらゴミ捨て場に残されたバナナの皮見る顔で見られた。
そんなに引く??ねぇ???
「……まぁ別に理解してなくても特に支障がないことばかりだから大丈夫デスよ」
「さ、さいですか…」
………急募!!!!真顔ショートケーキウルトラスーパー顔が良いボーイのトリセツ!
彼の考えてることまじでわけわかめ。
「あの…呼び方って月島くんでいい…ですか?」
「…お好きにドーゾ」
「じゃあ月島くんと呼ばせていただきます。」
2849人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
naonao(プロフ) - この話めっちゃ好きです! (2021年10月18日 17時) (レス) id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
おたくおむらいすボケぇ(プロフ) - このお話大好きです!!夢主ちゃんの毒舌度が好きです!!後,僕もねいまーるさんに拍手を送ります!(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ (2021年3月21日 21時) (レス) id: f95a633101 (このIDを非表示/違反報告)
ねいまーる(プロフ) - サクラやん?さん» すみません、話を進めるために設定に入れさせて頂きました。今後の参考にさせて頂きますね、ありがとうございます(^_^;) (2020年2月2日 7時) (レス) id: d13fa39a3d (このIDを非表示/違反報告)
サクラやん?(プロフ) - なんか、不良グループとかそういうので面白さ半減、中二病な設定なくしたら面白い。 (2020年2月2日 0時) (レス) id: 057c457e4d (このIDを非表示/違反報告)
ねいまーる(プロフ) - メイリ―さん» 何度も見返して頂いて本当にありがとうございますー!続編準備出来ましたのでそちらも楽しんで頂けたら嬉しいです!! (2020年1月31日 22時) (レス) id: d13fa39a3d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ