九作品目 ページ10
Aside
｢下半身の動き方とか筋肉の付き方
腕の上がり方とか全部人それぞれだから
見てて楽しい…やばい……楽しくなってきた
こうなったらとことん描いてやろう…
こんなデッサン人形の集まり滅多にないもの｣
私はデッサン人形を持っているけれど
あまり使い切れてない。
と言うよりなんだかデッサン人形と
私が描く人物はなんか違う気がして
実際にいる人を見て描く方が得意。
色鉛筆でアタリと関節を描いて
その上からシャーペンで肉付けをしていく
色んな選手マネさんも含め色んな
デッサンを描いていくと楽しくなって
気がつけばスケッチブックが10ページ以上も
埋まっていて二人で1ページ程度または
一人1ページ使っていたからスケッチブックの
消費が異常になっていたのに気が付いた。
｢……一軍はこれで描ききったかな…｣
ふぅと息を吐くと
御幸｢うおっ、すげぇなお前よく見てる
てか何ページ描いてんの？｣
と後ろから御幸先輩が出てきて驚く。
｢わ、御幸先輩。そうですね…
軽く10は超えたかといつもですけど…｣
ペラペラとページをめくると
御幸先輩は丁寧に描いてあるんだと感心していた
｢では、私は二軍の方のデッサンに行くので
それではまたお話する機会があれば。｣
とぺこりと頭を下げると
御幸｢いや二軍の方まで送っていくわ
ボール飛んできたら困るだろうしな｣
｢いえ、ご迷惑でしょうし…｣
御幸｢いや寧ろなんで送らないのかとか
多分監督とか礼ちゃ…高島先生わかる？｣
｢はい、わかります｣
礼ちゃんって今言った先生を名前で呼んでる()
御幸｢ダブルで怒られるからいいのいいの、
甘えとけって。小湊…弟の方な。
呼ぶし二軍の案内してくれると思うぜ｣
｢あ、ありがとうございます御幸先輩｣
御幸｢いいのいいの、選手の後輩達は
くっそ生意気な奴らしかいないから。｣
｢あはは…｣
そう苦笑いするしか出来なかった。
『御幸！！ボールそっち飛ぶぞ！！』
と大きな声が聞こえて思わず
目を反射的に瞑ると次に目を開けた時には
御幸｢危ねぇ…ちゃんと取れって言っただろ！
怪我させたらどうするんだ！！｣
御幸先輩がボールを私に当たらないように
キャッチしてくれていた。
｢み、御幸先輩…あ、ありがとうございます
び、ビックリしました｣
御幸｢俺も。まさかこんな所まで
飛んでくるとか思ってなかったわ｣
御幸先輩が二軍まで送ってくれて
二軍のグラウンドまでついて
今度は春市君が見学席まで案内してくれた。
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ルチア(プロフ) - 百瀬飴さん» ほんとですか！ありがとうございます (2020年6月27日 19時) (
レス) id: 0eb92ca247 (このIDを非表示/違反報告)
百瀬飴(プロフ) - ルチアさん» あ、あ、な、無いです……！！是非是非作って欲しいです…！ (2020年6月27日 16時) (レス) id: 19f4ceaf66 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア(プロフ) - あの！主人公のイメージ画像ってありますか？なければ、是非作らせてほしいです！ (2020年6月27日 11時) (レス) id: 0eb92ca247 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百瀬飴 | 作成日時：2020年6月25日 20時
