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六作品目 ページ7

Aside

「今日も聞こえる大きな声…
いっも同じ声が聞こえるけど…」

そうココ最近毎日描きに来ている
私だけれど第二グラウンドから

今日も昨日も一昨日もその前の日も
同じ人の大きな声が聞こえるのだ。

「集中できない…困る…」

とため息をついた。

「なんだか作品も進んでない気がするし
……春市君に報告…かなぁ…
でも悪気はなさそうなんだよね声…」

耳がいいからそういう時困る。
なんとかまた描き始めて数時間たった頃

「…とりあえず下書き終わりかな…」

と何とか下書きを終えて
私はほっと胸をなでおろした。

「色塗り大変だろうなぁ…」

物が多い訳では無いが少ないわけじゃない。
でもここまで描ききったのだから
頑張って色塗りをして完成させたい。

春市「花房さんこんな時間まで残ってたの!?」

「あ、春市君。それに降谷くんと…誰?」

珍しく三人トリオでいたのだが
一人だけ知らない人がいた。

?「俺は沢村栄純!!よろしくな!!」

と太陽のように笑った。
その声には聞き覚えがあって

「いつも…聞こえる大きい人の声。
私は、一年美術部…花房A。」

春市「やっぱり聞こえてたね」

と春市君はため息をついた。

「やっぱり?」

と首を傾げると沢村君が苦笑いしながら

沢村「俺の声お前の迷惑になってるんじゃって
春っちが心配しててさ」

「え?あ、あぁ。大丈夫だよ。
確かに声が私のいる所まで聞こえてたけど
悪気があって大きな声だしてる
声じゃなかったから。」

春市「…でも確実に迷惑かけてるよね
作品、前見た時より進んでない気がする…
栄純君の声大きいから集中力切らしたっぽいね」

沢村「ごめんな!花房!!」

と頭を下げる沢村君を見て

「あの、謝らないで…
私全然気にしてないから…そ、それに、
君の声は太陽みたいで元気をくれるから、
わ…私は平気。」

と言うと春市君は

春市「あんまり褒めたりしちゃだめだよ
花房さん、栄純くん調子乗るから」

「あ、あははは…」

と私は苦笑いをした。

「もう6時半だし、片付けて帰らなきゃ…
あんまり遅くなると怒られるし。」

春市「手伝うよ。」

「ありがとう。」

春市君達が手伝ってくれたお陰で
いつもより早く片付けが終わって高島先生の
ご好意で家まで送って貰ってしまった。

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ルチア(プロフ) - 百瀬飴さん» ほんとですか!ありがとうございます (2020年6月27日 19時) (レス) id: 0eb92ca247 (このIDを非表示/違反報告)
百瀬飴(プロフ) - ルチアさん» あ、あ、な、無いです……!!是非是非作って欲しいです…! (2020年6月27日 16時) (レス) id: 19f4ceaf66 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア(プロフ) - あの!主人公のイメージ画像ってありますか?なければ、是非作らせてほしいです! (2020年6月27日 11時) (レス) id: 0eb92ca247 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:百瀬飴 | 作成日時:2020年6月25日 20時

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