三作品目 ページ4
Aside
私は美術部に春市君は野球部に入部してから
一ヶ月程度が経過した。
何かと話すことが多くなったけれど
お互い部活の話ぐらい。
同じ一年生の子がいてその子が面白い子とか
そういうたわいのない話。
だけどそんな私たちにはクラス内で
呼ばれているのは『目隠れ組』
私も春市君も確かに前髪で目が隠れている
しかもそれが私と春市君しかいないから
目隠れ組。
そしてまた呼ばれるのだ。
クラスメイト1「おーい目隠れ組
二人して先輩が呼んでるぞ〜」
春市「あ、うん」
「…わかった。」
と扉に近づくと春市君にはお兄さん
私には部活の先輩がクラスメイトに頼んで
私たちを呼んだらしい。
春市「な、なんで兄貴が?」
とお兄さんに近づく春市君と
「…先輩、なにか、その…用ですか??」
と先輩に近づく私。
先輩は二人して
亮介/先輩「お前ら/あんたら本当似てるよね」
と言うのだ。
春市「似てるの前髪で目隠れてるくらいだよ」
「…せ、性格とか…全然、似て、ないです」
亮介「いやいや、似てる似てる」
先輩「そーそー。
なんとなくだけど似てるなって思う」
「あの、その、私を呼んだ理由って…
なんですか……先輩」
春市「そう、俺を呼んだ理由って何?
学校で話しかけるなんて珍しいね」
亮介「これ。渡しに来ただけ」
と話している中先輩から
今度開催される絵の展覧会の高校生の部に
先輩や私たちの絵を出したいとの事で
出せる人を先生が募っているらしい。
描く絵はアニメや漫画のキャラクターは駄目。
それ以外なら風景画でも人物画でも
なんでもいいそうだ。
「…風景画でも人物画でも…幅広くて、
悩みますが…その、作品、出します…」
先輩「ありがとう!助かるよ…
このままだと二三年一人ずつだったから
バランスも取れて助かる!」
「い、いえ……」
やっぱり他の一年生は参加拒否したみたい…
強制では無いから拒否権があって当然。
二三年生も忙しい中作品を仕上げるのは
難しいと判断したのか一人ずつなのかと
私は考えながら期間などの
書いてある紙を受け取る。
あとでキャンバスを取りに行かないとな
何描こうかなんて考えてる。
放課後。
野球部の練習している風景を見ながら
それを描いてみたいと思った。
けれど人物を含む風景画は監督さんや
先生たちに許可を取らなきゃいけない。
一週間以内に許可を取りに行かないと。
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ルチア(プロフ) - 百瀬飴さん» ほんとですか!ありがとうございます (2020年6月27日 19時) (レス) id: 0eb92ca247 (このIDを非表示/違反報告)
百瀬飴(プロフ) - ルチアさん» あ、あ、な、無いです……!!是非是非作って欲しいです…! (2020年6月27日 16時) (レス) id: 19f4ceaf66 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア(プロフ) - あの!主人公のイメージ画像ってありますか?なければ、是非作らせてほしいです! (2020年6月27日 11時) (レス) id: 0eb92ca247 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:百瀬飴 | 作成日時:2020年6月25日 20時