十七作品目 ページ18
Aside
｢その、結果なんですが……
一年の部最優秀賞を頂きました。
野球部の皆様のご協力により最優秀賞という
賞をいただくことが出来ました。
ご協力のほど心より感謝します。
本当にありがとうございました。｣
と頭を下げると
片岡｢そうか。おめでとう花房。｣
高島｢おめでとう！Aさん｣
先生方のおめでとうにはやはり
嬉しいものがある。
｢野球部の皆にも作品って
見せた方がいいんですかね……
見せる側としては少し恥ずかしいものが
あるというか……｣
高島｢見せた方がいいと思うわよ。
あの子らとっても気になっているようだし
それにあなたの事気にしているみたいだから。｣
高島先生が苦笑いをして言う。
｢わかりました。見せてきます。｣
やっぱり皆気にしてたんだと思うと
迷惑をかけたんじゃないかと心苦しくなった。
｢あ、あの……｣
と声をかけに行くと皆さんから
大丈夫だったのかとか結果はどうだったのか
とかいっぱい聞かれてもみくちゃにされかける私。
それを助けてくれたのは御幸先輩に
春市くんそれに3年生の皆さんだった。
結城｢結果や怪我の有無が気になるのはわかる｣
亮介｢でも女の子囲むのはどうかと思うよ〜？｣
伊佐敷｢こいつだって困ってんだろーが！！｣
御幸｢先輩声でかいんで花房可哀想｣
伊佐敷｢あ"ぁ"ん！？｣
｢あ、あの……｣
春市｢ここに来たってことは結果。
教えてくれるんでしょ？｣
｢あ、う、うん。
その、結果なのですが…｣
沢山の人に見られると、どうも緊張する
ふーっと深呼吸をした後に
｢一年の部最優秀賞をいただきました。｣
と言うと色んな人からおめでとう！
頑張ったかいがあったな！なんて
暖かい声をもらった。
｢あの、本当に皆さんのおかげです。
あの時だって助けてくれて。
本当に感謝してもしきれません……
だから、ありがとうございます。
そしてご迷惑をおかけして本当にごめんなさい｣
頭を下げると皆さんは頭を上げてと言う
恐る恐る頭をあげると
亮介｢あの時一番に助けに行ったの春市だよ
花房の戻りが遅すぎるってなって。｣
御幸｢そうそう。
それで時間にキッチリしてたり真面目な
お前にしてはおかしいって特に一年が
それに全員思ったんだよ。｣
春市｢皆がAちゃんを知って信頼して
探したんだよ。
それに全然迷惑じゃないよ。
むしろあの時見つけられて本当に良かった｣
暖かい言葉が胸に拡がって。
私はつい泣きそうになった。
続く
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ルチア(プロフ) - 百瀬飴さん» ほんとですか！ありがとうございます (2020年6月27日 19時) (
レス) id: 0eb92ca247 (このIDを非表示/違反報告)
百瀬飴(プロフ) - ルチアさん» あ、あ、な、無いです……！！是非是非作って欲しいです…！ (2020年6月27日 16時) (レス) id: 19f4ceaf66 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア(プロフ) - あの！主人公のイメージ画像ってありますか？なければ、是非作らせてほしいです！ (2020年6月27日 11時) (レス) id: 0eb92ca247 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百瀬飴 | 作成日時：2020年6月25日 20時
