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十二作品目 ページ13

春市side

いつまで経っても花房さんが帰ってこない。
花房さんが持ってきたのだから
何時間もかけて片付けをする訳ない。

春市「兄貴!花房さん見なかった?」

亮介「いや、見てないけど?」

春市「そっか、ありがとう兄貴」

考えた顔をすると

亮介「さっき女子が何人かで帰ってたけど
そこに花房いなかったし」

御幸「ん?どうしたんですか、亮介さん」

御幸先輩が通りかかって話しかけてくる。

亮介「御幸、花房見た?」

御幸「いや、見てないっすね」

春市「片付けてくるって言ったきり
帰ってこなくて……
鞄もここに置いたままだし…
可笑しくないですか?」

御幸「もしかして、まだ学校か!?」

と御幸先輩はビックリする。

亮介「ならヤバいかも…
先生たちは監督達意外いないし
もし教室にいても俺らも先生達も
気付かない早めに見つけないと…
俺先生たち呼んで教室鍵取ってきてもらうよ」

御幸「何階にいるかもわかんねぇ…
俺皆呼んで探すの手伝ってもらうわ」

全員走っていく。

春市「僕先に外、一応探してきます!」

花房さん何処にいるんだ……!?

僕は外を探したけど
外にはいなさそうで声を出しても
反応はなかった。

兄貴たちの元に戻ると

亮介「春市、外いた?」

春市「ううん、いない。
声を出しても反応すらないよ…」

御幸「やっぱ教室か…」

沢村「花房大丈夫っすかね…
こんな暗い中一人って怖いでしょう!」

そうだよね…しかも女の子一人…

降谷「早く探しに行こう…
花房さん先生に呼ばれて
昼休憩ほぼいなかったから…
もしかしたらお腹空いて倒れてるかも…」

いつもお昼食べてるけど
そういえば今日はパン一個だった。

春市「そうだったよね…
早く見つけてあげないと…ってご飯あるかな?」

と言うと御幸先輩が

御幸「いざとなれば俺が作るわ」

ニッと笑って答える

沢村「え?ご飯作れるんすか??」

御幸「作れるわアホ!」

クスクスとゲラゲラと全員が笑う。

御幸「とりあえず探すぞ!」

全員『おう!』

大体二人一組や三人一組で動く。
僕は兄貴と組むことになった。

亮介「すぐにでも見つけるよ春市。」

春市「わかってるよ兄貴そのつもり。」

全員走って花房さんを探した。

亮介「俺こっち行くから春市はこっち行って。
隣の教室もついでに見ておいで」

春市「わかった。」

僕達は三階で探すことになって
教室を開けて声をかける

春市「花房さーん!いるー?」

何処にいるの…Aちゃん

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ルチア(プロフ) - 百瀬飴さん» ほんとですか!ありがとうございます (2020年6月27日 19時) (レス) id: 0eb92ca247 (このIDを非表示/違反報告)
百瀬飴(プロフ) - ルチアさん» あ、あ、な、無いです……!!是非是非作って欲しいです…! (2020年6月27日 16時) (レス) id: 19f4ceaf66 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア(プロフ) - あの!主人公のイメージ画像ってありますか?なければ、是非作らせてほしいです! (2020年6月27日 11時) (レス) id: 0eb92ca247 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:百瀬飴 | 作成日時:2020年6月25日 20時

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