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十一作品目 ページ12

Aside

春市君達が休憩中に話しかけてきてくれて

沢村「どうだ!!
いい息抜きにはなったか!?」

春市「沢村くん声大きいし近いよ。」

と沢村君に注意する春市君

「うん。いい息抜きになったよ。
本当にありがとう、春市君。

ところで沢村君。沢村君って…
その、不調では無いんだよね?」

おずおずと聞くと沢村君は首を傾げて

沢村「いや、むしろ毎日絶好調だけど?」

「なんか、フォーム可笑しい気がする」

沢村「どこが!?」

と食い入るように聞いてくるのを
抑える春市君。

「え、えっと…なんて言うか
沢村君関節柔らかいからもっと癖の強い
球を投げると思ってたけどなんか……
足とか上がってないから…不調なのかなって」

沢村「よく見てるんだな花房は!」

と褒めてくる沢村君。

「いや、ちょっと気になって見てただけで。
まぁ、そういう意味で気になる人なら
もう一人いるけど…」

沢村/春市「もう一人?」

「うん、けどその人いないし聞けないや」

そう、クリス先輩の事。
あの人不調なのだろうか…

春市「ていうかもう遅いんだし
片付けとか手伝うよ」

「わ、本当だ。ありがとう。
気づかなかったや。
あっという間に時間すぎてるから」

春市「わかる、あるよねぇ。
集中してたら気がつけば8時とか」

としみじみ話す春市君は
何回か同じ体験をしてるみたい

「あるある。
って監督さん達にお礼言っとかないと!」

と急いで監督さんたちにお礼を言いに行く

「片岡さん、高島先生、
今日はありがとうございました!」

片岡「選手にとってもいい刺激になったと思う
こちらこそありがとう。」

高島「そうてすね。今日は
見られる目が多かったから皆フォーム
綺麗でしたし、こちらこそありがとう」

「それでは。時間も時間ですので。」

と監督さん達に別れを告げて急いで片付けて
帰る支度をする。

空き教室に物を戻していると
ガチャリと誰かが鍵を閉めた。

「え!?」

扉の外から微かに女の子達の笑い声がした。

「……閉じ込められた…」

最悪なことにこの教室電気がつかないから
教室は開けっ放しにしてるのに……

「…やばい…お腹空いた…お昼パン以外
食べてそこねてたし…頭使ったら
いつも何か買って帰ってるし…」

頭がクラクラする…
どうしよう、春市君達気づかない…

「どうしよ……」

と私はしゃがみこんだ。

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ルチア(プロフ) - 百瀬飴さん» ほんとですか!ありがとうございます (2020年6月27日 19時) (レス) id: 0eb92ca247 (このIDを非表示/違反報告)
百瀬飴(プロフ) - ルチアさん» あ、あ、な、無いです……!!是非是非作って欲しいです…! (2020年6月27日 16時) (レス) id: 19f4ceaf66 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア(プロフ) - あの!主人公のイメージ画像ってありますか?なければ、是非作らせてほしいです! (2020年6月27日 11時) (レス) id: 0eb92ca247 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:百瀬飴 | 作成日時:2020年6月25日 20時

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