【wrwrd!】殺害依頼、受け付けます。

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tn side






tn「じゃあ、この辺で」


『ありがとうございました』


tn「おー」





ガチャ





…



あ"ー！！！！


ものすっごい緊張した…


女子高生と話すだけやのになんでこんな緊張するんや…


俺が童貞だからか…？


いや、童貞ちゃうわ！！




ま、まぁ、


報告OKかな？


あいつらがおる部屋に戻るか。



tn「ただいま〜」




…


帰ってきたはいいが。


みんな寝とるやんけ！！


なんでだ？


今何時？？



時計を見ると、


8時やった。


こんな時間に寝るか？普通



…


いや、なんか可笑しい。



em「ただいま〜…って、え！？なんでみんな寝てるんすか！？」


tn「エミさん、丁度いいところに。可笑しいよな？」


em「えっと…なにがあったん？」


tn「俺も分からん…来たら、こんな事に」



部屋は変わった様子はない。


取り敢えず、声をかけていこう。



tn「おーい、ゾム！起きろ！！」


em「コネシマさん、起きて！！」


tn「エミさん！シッマは後回しでええ！！そいつ起きんから！！」


em「えぇ…」


tn「シッマ以外の人に声掛けてって！」




…


可笑しい。


全く起きない。


あのオスマンでさえ、全く。


何を言っても、何をしても起きない。


この短時間でなにがあったん？



em「トントンさん…これは…」


tn「おん…誰かおるな…」



誰かにここまで来られたか？


こんな奥までは来れないようにしているはずだが…




コンコン




…？


ノック音？


誰や？？


Aさんか？


誰かわからない限り、誰だろうと警戒心を持たないといけない。



tn「…はい」



勇気を出して、話しかけた。


聞こえた声は、聞いたことない声だった。




「あの…Aを、迎えに来たんですが」




Aさんを？


知り合い、なのか？



「入ってもよろしいでしょうか？」



いいや、それを使った警察かも知れん。


Aさんが裏切るのか？


裏切る可能性もなきにしもあらず。


でも、普通人外なら恐れるはず。


そんな事するわけがない。



em「トントンさん…」



エミさんと2人で固まっていると…




『お前なにここにおんねん！』





と、言う声と、



ボコッ



という、頭を殴られている音が聞こえた。



「いってぇ！迎えに来ただけなんに！！」


『いや、だからってここまで来るか！？あほか！！』



tn「あの…Aさん？」


『あ、すみません。こいつ安全なんで、中に入れてもらっていいですか？』

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