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江戸から帰ってきた平助と一緒に巡察に出ている。
平「しばらく見ないうちに街町も、人も結構変わった気がするな...。」
雪「平助君...?」
歩いていると向こうから一番組が歩いてきた。
平「お、総司ー!そっちはどうだった?」
沖「別に普段通りだね。でも将軍上洛の時には忙しくなるんじゃないかな。」
雪「上洛って、将軍様が京を訪れるんですか?」
沖「そう、だから近藤さんも張り切ってるよ。」
雨(将軍か...。何事もなく過ぎればいいけど。)
3人が話している中辺りを見回す。
すると千鶴様と同じ年位の女の子が浪士に絡まれているのが目に入り、近付いてみた。
女「やめて下さい!離して!」
浪「民草のために攘夷を論ずる我ら志士に酌の一つもするのは当然であろう!」
雨「あーぁ、攘夷って言葉もあなた達に使われて可哀想ですよ。」
浪「なんだ貴様は!!」
浪「きもち悪ぃ、こいつ目の色がちげぇ!」
沖「はいはい、君達悪いけど、僕達の仲間を気持ち悪いとか言わないでくれる?」
浪「浅葱色の羽織...新選組か!?」
沖「知ってるなら早いよね...どうする?」
浪「くそっ、覚えてろ!」
男達が走り去ると女の子が話しかけてきた。
女「ありがとうございました。私、南雲薫と申しま。す。」
沖「...。」
雪「わっ!お、沖田さん?!」
沖田は南雲さんと千鶴様を並ばせた。
沖「やっぱり、よく似てるね。」
平「そっかぁ?俺は似てないと思うけどなぁ。」
沖「いや似てるよ。この子が女装したらきっとそっくりだと思うなぁ。」
南「きちんとお礼をしたいのですけれど、今は所用がありまして。このご恩はいずれ、新選組の沖田総司さん。」
南雲さんは一旦言葉を切り、私を見る。
南「そして、あなたも...また。」
それだけ言うと人混みの中へ消えていった。
雨(あの人は...間違いない。千鶴様の双子の兄、薫様だ。南雲家に引き取られていらっしゃったのですね...。)

また合う日がくる、でもそれは敵としてだろう。
その時がきたら私は...

3人の鬼→←きっと



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咲耶(プロフ) - 薄桜鬼☆ハルハルさん» 完璧だなんてお恥ずかしい(///_///)ありがとうございます!よろしければ他の作品もよろしくお願いします! (2018年2月4日 18時) (レス) id: 5d27d89fab (このIDを非表示/違反報告)
薄桜鬼☆ハルハル - 話も面白いし、絵も上手い完璧すぎます!(≧∇≦) (2018年2月4日 15時) (レス) id: 5848c8507f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲耶 | 作成日時:2017年4月10日 20時

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