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写真を撮り終えた後、小腹がすいたということもあってクレープ屋に2人で並んだ。
学生が開いてるということもあって、まあ普通の屋台より安い。
しばらくして俺たちの順になった。
「どのクレープにしますか？」
店員さんに聞かれ、あらかじめ決めておいたクレープを言おうとする
「俺は…」
「あ、カップルの方には特製クレープもご用意していますが、どうしましょう？」
忘れていたことを思い出したように店員さんが言う。
ん、と俺の体が
「…カップルって、…このコと、俺…っスか？」
おそるおそる聞けば、店員さんは不思議そうに頷いた
じーん、と耳が熱くなってくる。そっか、そうだよな、傍から見れば…
傍から見れば、そりゃカップルに見える。口に手を当て、にやけるのを抑え込む。
正直俺は嬉しいけどAさんは、…嫌かもしんねぇし
断ろうと口を開けた瞬間、Aさんが先手を打った
「そ、それでお願いします…」
え！？と驚いて隣にいたAさんを見ると、自信なさげに照れながらうつむいた。
あ、やばいかも俺
･･･そろそろ悟り開けそう、
▫
例のクレープを貰い、近くのベンチに2人で座る
Aさんは普通のよりでかいクレープに感銘を受けていた
ドギマギしながら、さっきのことを尋ねてみる
「Aさん、さっきなんで…」
一旦俺を見て、Aさんはすぐに目を逸らした。やっぱり恥ずかしそうに。
「ごめん、私クレープ好きで…。こっちの方が大きくて値段同じだったからつい…」
･･････。
おもちゃの鈍器で殴られたような感じ。
まぁ、他の理由もなにもある訳ねぇよな…
軽くダメージを喰らいながら、嬉しそうにクレープにかぶりつくAさんを見て、なんだかぽかぽかした。
…あ、ほっぺクリームついてる。
子どもっぽいAさんはレアで、そのままにしておきたい気分だが本人が嫌がると思うから教えることにする。
「Aさん、ほっぺにクリームついてるっスよ」
「あ、ほんと？」
慌てて指で頬をぬぐう姿がおかしい。…しかも違うとこ
「そっちじゃなくて…」
手を伸ばして、そっとAさんのほっぺに触れた
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はちみつぷーさん(プロフ) - Miyumiyuさん» 初コメ嬉しいい･･･！ありがとうございます、モチベ上がりました！頑張ります！ (2022年4月8日 15時) (
レス) @page1 id: 602bf9e950 (このIDを非表示/違反報告)
Miyumiyu - めっちゃ面白いいいいいいい！千冬可愛いですねえ！更新楽しみにしてます＾＾ (2022年4月8日 14時) (レス) @page8 id: d2d5035906 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつぷーさん | 作成日時：2022年4月7日 18時
