男子高なんて聞いてないです(泣)【歌い手】

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今、私は何をしているかと言うと



自分の番号探し！



受験番号を必死に探しているが、さっきから見つからない



まさか。いや。そんなわけないよ、ね？


「A〜！うち合格してた！」


「うちもー！やったー！Aは？」



こんなに探してもないんだ……


『ごめん…、うち落ちたわ』




「え」

「え、そ、そんな、」


「嫌だ嫌だ！Aと別れるなんて絶対やだ！」


『音羽ちゃん、ごめんね。連絡は取れるから……』


「A、何かあったら言ってね」

『雨乃ちゃん、ありがとう。ふたりでなかよくね！』


私は2人とわかれ、家に帰った。



お母さんとお父さんには、案の定


怒られたし、悲しんでた。



なんで私…落ちちゃったんだろ。



みんな受かってるのに……



祖父「そうだったのか。」



『おじいちゃん……』


おじいちゃん。


学校の校長をやっていて頭がいい。




私が受験する時も勉強を教えてもらったひとりだ。



叔父「A、お前ラッキーだぞ。」



『え？』



叔父「今電話がちょうど来てな。男子生徒が違う高校にも予備で受験したらしく、」


「受かったからこの学校は辞めるそうだ。人数が合わないなー。どうしよっかなー。」


人数がたりない……



私、落ちちゃったけど、まだチャンスがある！




『おじいちゃん！その高校入ってもいい？』



叔父「ふっ、そういうと思ったよ。」







わたし！浪人しなくて済む！



よし！このご恩は忘れないぞー！

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