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五条side
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Aが眠りについて5年が経った。
相も変わらず惰眠を貪るAだけど、眠っているその姿はいつ見ても言葉に表せないほど綺麗だった。
5年前学校を卒業した僕は大学、国家試験を終え、今は教師として高専に戻ってきている。
何故教師になったか。
ワケなんて単純。
有望な若手をスカウトして育てる。
そしてAを目覚めさせる為に役立って貰う為。
もちろん、彼女が眠りについてから更に腐った上の奴らを一掃させる目的もあるけど。
今思えば、Aが抑制していたおかげで僕達は上の圧にかかることなく高専で生活出来ていたんだね。
当の本人は素知らぬ顔をしてさ。
安心してよ、A。
その意思はオマエが起きるまで、きっちり僕が受け継いであげるから。
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にゃーちゃん - 尊いです…!!!!面白過ぎて一話から一気読みしちゃいました(*´ω`*)更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2022年8月8日 10時) (レス) @page35 id: e862c91e4d (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 紅蘭さん» ありがとうございます!なかなか更新出来ていませんが頑張ります( •̀ω•́ )و (2022年7月28日 23時) (レス) id: c9709ff1e2 (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭 - 長く続いでますね〜!頑張ってくださーい (2022年7月21日 23時) (レス) @page27 id: cf67288c4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆ | 作成日時:2022年6月25日 18時