青色獄卒が20人 ページ22
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俺も木舌も準備を終え、現世との境い目まで向かう。
「斬島、もうそろそろ着くね。
あまりその刀、見えないように気をつけるんだよ」
「あぁ。この世では刀を持っていると捕まるらしいからな」
「佐疫も銃を扱うから気をつけて入ると思うけど……。
あ、でもあの外套なら大丈夫だね」
「そうだな。木舌は……………流石に無理があるな」
木舌は体が大きい為、基本的に体術で補ってはいるが、大斧を所持している。
俺も木舌が使うところはほとんど見ないが。
「…………ここだな」
「そうだね。早く行って、ちゃちゃっと済ませちゃおう」
木舌と更に奥へ進んでいくと、徐々に目の前の景色が歪んでいく。
気づけば、そこはもうこの世_____つまり、現世である。
「…………ここは住宅街かな?
まあ生者に見られても大概は大丈夫かな」
「そうだな。
佐疫のいる森はここから少し西に向かったところみたいだ。学校が見える」
「今の世の中の学校は凄いなあ。
ほら、
「む、中が見えても大丈夫なのか…………?」
「あはは、きっと階段の踊り場だよ。
さて、行こうか」
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裏樋 - 面白いですね!!頑張って更新してください!! (2019年11月14日 16時) (レス) id: 2f0207181c (このIDを非表示/違反報告)
沖司美夜(プロフ) - ねむねむさん» こんにちは、コメントありがとうございます。読んで頂いて、面白いと言っていただき感動で色々とヤバいです(語彙力の欠如)気分屋ののんびりとした更新ペースですがこれからも読んでいただけると嬉しいです。( ´ω` ) (2017年11月26日 11時) (レス) id: bf4ebf6ea6 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 面白いです。応援してます。更新頑張って下さい! (2017年11月23日 17時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美夜 | 作成日時:2017年8月9日 22時