獄卒少女が25人 ページ27
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というわけで入部した私だが、最初は黄瀬目当てだのなんだの言われた。
しかし当の本人は私にべったりだったので私が回し蹴りを食らわすと拍手が沸き上がった。
そうして私はバスケ部員に歓迎されたのである。
それからしばらく経って、季節はもう夏になっていた。
「合宿の話だが、○月✕日から5日間で行う。夏休みに入ってすぐだが、補習の奴らは…………居ないな、良くやったぞ」
この間行われた期末テスト…で赤点を取った人達は夏休み入ってすぐに補習があるらしいが、バスケ部には居ないので全員参加になった。
私はもちろん余裕で回避。
ところで黄瀬はかなりギリギリだったらしいが、バスケットのためならと私や先輩に教えてもらっていた。
それで、合宿のプリントを配られたわけだけど、どうやらここの高校だけではなくて、合同合宿らしく、その中には田噛のいる誠凛高校や、佐疫のいる洛山高校があった。
ていうか京都とか、この秋田の陽泉高校ってなんでこんな遠いところから来るの??
と疑問に思っているのを見かけた黄瀬が教えてくれた。
「この高校には、それぞれキセキの世代が1人ずついるんすよ!誠凛は、厳密には違うんスけど」
『キセキの世代?』
「そ、帝光中のバスケ部にいた人達で、その中でも10年に1人の天才が5人同時にいた人達のことを言うんス!オレもそのうちの一人なんだけど、ほかの4人はもっと凄いっスよ!」
『へぇ』
「それで、中学の時キャプテンだった赤司っちのいるこの洛山が企画してくれた合宿なんスよ、今回のは」
『なるほど………』
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裏樋 - 面白いですね!!頑張って更新してください!! (2019年11月14日 16時) (レス) id: 2f0207181c (このIDを非表示/違反報告)
沖司美夜(プロフ) - ねむねむさん» こんにちは、コメントありがとうございます。読んで頂いて、面白いと言っていただき感動で色々とヤバいです(語彙力の欠如)気分屋ののんびりとした更新ペースですがこれからも読んでいただけると嬉しいです。( ´ω` ) (2017年11月26日 11時) (レス) id: bf4ebf6ea6 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 面白いです。応援してます。更新頑張って下さい! (2017年11月23日 17時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美夜 | 作成日時:2017年8月9日 22時