拝啓 私の大切な人へ 【短編】

拝啓 旅立ってしまった君へ ページ10

3月26日(金)



君が亡くなったと知らされた。








どうして…何故だい？








俺に何も言わずに旅立ってしまった。







頭が真っ白になった。









俺はまだ君に伝えていない事があったのに。









病室に行くと、安らかな顔で眠る君の姿があった。









そして、君の両親からこの日記が渡された。







ﾎﾟﾀｯ









君の最期の言葉、受け取ったよ。









俺の返事は…









”俺も君を愛している”

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