今度の審神者は超怖がりでした《参》 (ページ37)

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逃走中⑤ ページ37

鶴さんがやらかしたせいで堀川くんの顔が怖い。
復活したカネさんさんと共に追いかけてくる。
何も知らないカネさんさんは堀川くんを見てギョッとしているが。

｢主さぁあん？待ってよぉぉお･･･今楽にしてあげるからぁああぁ･･･｣

『こわっ、怖いっ！やだやだやだ！楽にしないで！』

｢国広、どうした？国広？おーい？｣

カネさんさんは隣にいる堀川くんの肩を叩く。
が、物凄いオーラで身体を包む堀川くんにはカネさんさんの声は届かない。

『俺が悪いんじゃないよぉぉお･･･！』

｢なんでですか？なんで土方さんにあんな事言うんですかぁああぁ？｣

『ひぐっ･･････だから俺じゃないって！』

｢なんだ、国広？変なものでも食っちまったか？｣

本体をギラギラさせて真っ赤に光る目で俺を睨む堀川くんにポジティブな質問を永遠に投げ掛けるカネさんさん。

｢早急に土方さんと僕に謝ってください｣

｢国広、今日な･･･土方さんが大量の黄色いものを飯にぶっかけて食っている本を見つけてな！今度一緒に見ようぜ！｣

『ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ･･･同じ土方さんの愛刀なのに言ってる事が真逆ゥゥゥ！』