心中エンド ページ17
A「鬼に…ですか……ふふ、今は全てがどうでも良いですから、そういうのも、ありなのかも知れませんね」
今日の私は、どうにかしている
だけど、そんなこと別に関係ないんじゃないだろうか
どうにかしていようがいまいが、私は鬼殺隊の泡柱。花嶋Aに変わりない。
この身が朽ちようとも、鬼と戦うべき人間なのではないだろうか?
A「けど、どちらもお断りしますね。
柱である以上、悪鬼を滅殺するのが私の務めなので」
「お前まで殺さずに済んで良かった。もしお前が鬼になるなどという愚かな選択をしたり、殺してくれだの言ってたら、お前の墓場に毒でもかけてやるところだった」
A「え、なぜ…伊黒さんが、ここに……?」
伊黒「ふん、お前の鴉が近くにいた俺を呼んできたんだ。上弦と戦ってるから手伝えとな。全く躾のなっていない鴉だな。教育しなおせ」
A「すみま、せん…」
伊黒「まぁ、上弦ごときと戦えるのだから、良い肩慣らしにはなる。責めてるつもりでは無い」
「柱が2人かー!面白くなりそうだねっ!でもさ、上弦“ごとき”はないんじゃないかな?」
A「もうあなたと話すことはありません
全集中 泡の呼吸 参の型__」
伊黒「全集中 蛇の呼吸 伍の型 蜿蜿長蛇」
2人で共闘する。
頸を斬れる。そう確信した時、瞬時に視界から鬼の姿が消えた
伊黒「なっ!」
「君ら柱だよね〜けどさ、弱いでしょ?」
__血鬼術 粉氷
A「寒い…カハッ…な、に……!」
伊黒「肺が、凍てつくようだ…なんなんだこの血鬼術は…!」
「俺の術を吸ったら、細胞が凍っていくんだっ!だから、君らはもうこれでおしまい。ばいばい!美味しく、骨まで残さず…食べてあげるからね?」
そういって鬼は去っていった
伊黒「ここまで…なのか……はっ…なぁ、A」
A「なん…で、しょうか…伊黒さん」
伊黒「今まで散々、冷たくしてきて……悪かった、な…」
そういって伊黒さんは息絶えた
私も、瞼が重い。……死ぬんだ
なら、最後に、聞こえてなくても…伝えさせてください…
A「伊黒さん、どんなに…冷たくされても……私はあなたが、好き…です……よ」
ーいっそ、殺してくれ 心中エンド(TRUE END)ー
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蜜璃 - ちょっと伊黒さん!冨岡さんが可愛いそうよ? (2020年3月6日 23時) (レス) id: 736cbf6b6d (このIDを非表示/違反報告)
梨夢刃(プロフ) - 凪さん» マジですか…?!嬉しいです!そうですね、柱組は基本私も好きなので、いつかまた書きたいと思ってます!その時はよろしくお願いします!! (2020年2月4日 12時) (レス) id: 2a09ab419b (このIDを非表示/違反報告)
凪 - 好きすぎてやばいです!!また今度伊黒さん落ちの話読ませて頂きたいなぁって、笑 (2020年2月3日 21時) (レス) id: b575dccd32 (このIDを非表示/違反報告)
梨夢刃(プロフ) - 凪さん» コメントありがとうございます!感情移入していただけでもらえてよかったです…!! (2020年2月3日 20時) (レス) id: 2a09ab419b (このIDを非表示/違反報告)
凪 - 泣きすぎて目腫れました() (2020年2月3日 20時) (レス) id: b575dccd32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蜜香 | 作成日時:2019年12月3日 4時