長女2 ページ3
『二郎〜他に買いたいもんあるか?食べ物じゃなくてもいいぞ?』
「え!?なんで!」
『なんでって…手伝いに来てくれたお礼だよ。』
人がせっかく買ってやると言っているのにいいよっ!しか言わない。なんで?
俺嫌われてるのか???
『…二郎。別に俺はバイトもしてるし遠慮なんてしなくていいんだぞ?』
「そうじゃなくて!だって今日のご飯の買い物俺が食べたいって言ったもん全部作ってくれるじゃん。それプラスでなんか買ってもらったら俺だけずるいじゃん!!」
『ほ???確かにお前が食いたいって言うやつを作るけど、それは今日献立があまり思い浮かばなかったから二郎に何が食べたいかって聞いたんだよ?だからお手伝いしてくれてありがとうってことでなにか欲しいものはないかなって言ったんだよ〜』
こいつはなんて可愛いやつなんだ…
ほんとに俺の一つ下か???やんちゃな犬にしか見えないんだけど…(白目)
まぁ…ちょっとおバカちんのじろちゃんは俺に丸められて大人しく今日発売の漫画を買ってました。
in家
『「ただいま〜」』
その声を合図のようにリビングからぺたぺたと音が聞こえる。
1番初めに出迎えてくれたのは
三郎だ。三郎は俺を見るとキラキラしながら駆け寄ってきたが…二郎を見た瞬間とても嫌そうな顔をした。
「なんで低脳がA兄と一緒にいるんだよ!(名前
)兄にバカが移るだろ!」
始まったよ…
こいつらはびっくりするほど仲が悪い…。
俺と一郎の仲の良さを見ろ。
喧嘩なんて中々しないぞ。
俺がこんなこと考えてる間に2人の会話はデットヒート。
後ろに一郎来てるのにな……w
ゴスッと鈍い音が鳴った。
うわっ…よく毎回あれを食らえるよ。
それも一郎の場合殴られても何も言わない。
あいつら一郎のこと好きすぎだろwwwwwww
「Aも止めてくれ…。いつも見てばっかりで。」
『いやまぁ…兄弟の喧嘩って好きなだけやればいと思うんだよね。喧嘩できるのなんて今のうちだし…まぁ三郎はもっと素直になりなよ〜』
『ってか、お前らお腹すいてんだろ?早く飯作ってやるから手ぇ洗ってこい。』
騒がしい3人の横を通り台所へ向かった。
「なんで二郎はA兄と2人で買い物に言ってるんだよ…!」
『俺が買い物の手伝いに行ったから。お前も来ればよかったじゃねぇか!』
「お前らいい加減にしろ!」
結局雷が落ちる
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ヨミ(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけてとても嬉しいです!ありがとうございます。これからも頑張ります! (2020年6月21日 22時) (レス) id: 21e56a1370 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - こんにちは、最初から読ませていただきました。とってもおもしろいです!男主っていうのが面白いですね!これからも頑張って下さい! (2020年6月6日 12時) (レス) id: 619493ea8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぃた郎 x他1人 | 作成日時:2019年9月6日 18時