夏油くん！と恋愛シミュレーションゲーム【呪術廻戦】

5話・友情の獲得 ページ5

『はぁ？ペアなんていらねぇーんだけど。俺一人でやれるわ』


夜蛾学長に思いっきりブーイングをする五条。

わ、わぉ(引)さすが五条家当主さま。相当な自信がおありで。けど、先生を困らせるのは良くないぞ！

すると、五条の騒ぎを黙らせたのは夏油くんだった。


『へー、君って他人と協力することも出来ないんだね。いいよ、そんなチームワークも取れない問題児、私から願い下げだね』

『あ゛？』


完全な煽り文句を言って席を立ち上がり教室を出て行った夏油くんを『おい！待てよ！』とブチギレながら五条が追いかけていった。


「えぇ…あれ大丈夫なのかな？」


公式では既に仲良かった頃だったからあんなに不仲なのは新鮮かつ不安だな。

彼らが行ってしまった教室のドアを眺めていると、ひょっこりと画面の端から家入ちゃんが現れた。


『じゃあ私たちも行こうか』


そう告げられれば、場面はあっという間に移り変わり山奥とも捉えられる景色になっていた。

いや、まて。急な展開だな！？

ま、まぁ、でもゲームなんだしこんなもんなんだろうけどさ。もう夏油くんと五条に関しては知らん。

すると、さっそく任務としてのイベントが発生。画面に内容が表示された。


これからミニゲームが始まるよ！クリアして任務を達成しよう！ちなみに家入ちゃんは呪いを祓えないよ。家入ちゃんを守りつつ、呪いを祓っていこうね！


「あ、そっか。家入ちゃんは反転術式っていう治療専門だもんね」


軽やかなBGMが流れると共にさっそく始まったシューティングゲームが始まった…って…ん？

なんでシューティングゲーム方式なの！？そんな感じで呪い祓ちゃっていいのね！？しかも、主人公が手に持った武器が…


「いや、まんま銃じゃん」


主人公の術式って銃を具現化して呪力を撃つってこと。なにそれ…めっちゃ私向けなんですけどー！！！

プレステでバイ○ハザードシリーズ全クリのゲームオタクの腕舐めんじゃねぇー！と無我夢中で撃ちまくれば、画面上にはパーフェクト！という文字。

あれ、もう呪いを祓い終わったらしい。すると、家入ちゃんの驚いた顔が映った。


『すごいね。あんた。めちゃくちゃ強いし…それに、私を守りながら戦ってくれてありがと。A』


ピコンと一気に50%と上がったと同時に『友情を獲得したよ！』と通知で知らされた。

おお、50%で友情認定なんだ。家入ちゃんと晴れて友達になったわけか。出だしから順調だ。

6話・強力な助っ人→←4話・好感度アップ！イベント

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