文スト界のマキマさん3

102話 ページ22

『すみません。生ふたつ』


犯人がどこにいるのか分からない以上、振りをするなら徹底的に…



大丈夫、いざとなったら遠くから見ている天使くんが居る


それに私もネズミを使っているしね


こうしてる間に違う人を襲っていたら意味ないし…



まぁでも、今のところは特に怪しい人はいないな




ある程度飲んで店を出る




『ふふっそろそろ帰らないとだなぁ///』



酔ったフリをしながら人気のないところを目指す



さぁ、食いつくかな





フラフラ


よろよろ



千鳥足で歩く



もちろん振りだが





来てるね



私の後ろ、悟られないよう結構遠くからだけど


確実に着いてきている


よし



フラッ



適当に路地裏へ入る



そしてしばらく進んだところで


『あれ？ここ道違うじゃん


戻らないと〜///』


そう言い、踵を返した瞬間





｢うがぁっ｣


後ろにいた男に肘打ちで攻撃する



｢あっ、いっでえええぇっ


てめっ、なんで！｣



『君が強 姦犯で間違いなさそうだね』



｢お前っ、サツか！


くそっ嵌められた！｣



そんな焦る様子の男に疑問をもつ



『君、異能力者じゃないの？

それとも誰かほかに協力者がいるのかな？』

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