27話 ページ30
円堂「皆!分かってるな〜!?」
「「おぉー!!」」
円堂「とうとうフットボールフロンティアが始まるんだ!!」
「「おぉー!!」」
円堂の声に皆が盛り上がる
なんてったって夢にまで見たフットボールフロンティア出場が叶ったんだ
風丸「で、相手は何処なんだ？」
円堂「相手は!」
「「じー」」
円堂「知らない!」
「「はぁ…」」
円堂が真面目な顔つきで言うものだから、知ってると思ったのだろう。皆から溜息が聞こえる
冬海「野生中ですよ」
聞いたことの無い学校にはてなマークが浮かぶ
春奈ちゃん曰く、昨年の地区予選決勝で帝国と戦った学校との事
円堂がその言葉に興奮するも、冬海先生は負ける前提の言葉を投げる。本当に嫌な顧問だ
土門「ちーっす、俺土門飛鳥!」
冬海先生の横からひょろりとした男の子が顔を覗かせる
先生は嫌味を言い、満足したのか部室を去る
秋「土門くん」
土門「あれ？秋じゃない！」
A「知り合い？」
親しげな様子で秋と土門が言葉を交わす
秋が言うには昔からの幼なじみらしい
円堂「とにかく、歓迎するよ!フットボールフロンティアに向けて一緒に頑張ろう!!」
土門「相手は野生中だろ？」
土門が野生中について説明をする
前の中学で戦ったことがあるらしいが空中戦に強い学校らしい
豪炎寺「土門の言う通りだ。俺も戦ったことがある。」
空中戦だけだと帝国をも上回る程の学校
豪炎寺の言葉に雷門イレブンの顔が曇っていく
円堂「新必殺技だー!空を征するんだ!!」
円堂が天井に向かって拳を突き出す
空中戦が得意な野生中を抑えることが出来る必殺技を編み出すなんて、残りわずかな時間で出来るのだろうか。
＊
染岡「おま、どこ投げてんだよ!!」
円堂達が特訓をしている様子が見える
私は秋と一緒に皆の練習をチェックしている。足音が聞こえ、前を見ると雷門のユニフォームを着た土門が歩いてきた
土門「どう？似合うかなぁ？」
腰に手を当て、私達に向かってウィンクをする土門
グラビアポーズに見えなくもない
秋「似合ってるよ」
土門「秋、またサッカーに関わってるんだ」
秋「あ、皆頑張ってー！」
また？
秋は土門の言葉に答えたくないのか、間髪入れずに応援の言葉を投げかける
"また"と言った土門の言葉に引っかかる
秋は昔からサッカーに関係することをしてたってこと？
少し疑問に思ったけど、疑問を振り払うように頭を少し振り、私は練習の光景に目を向けた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 174人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
調味料(プロフ) - 優しい世界ですから( ´^o^` ) (2019年1月17日 7時) (
レス) id: 73a5628078 (このIDを非表示/違反報告)
歯磨きのすけ - 白菜が優しい (2019年1月16日 21時) (レス) id: 768888a8a1 (このIDを非表示/違反報告)
調味料(プロフ) - ('ω')うわぁあああああありがとうございます(´；ω；｀)最新遅いですが頑張ります!! (2019年1月9日 7時) (レス) id: 73a5628078 (このIDを非表示/違反報告)
シュウ - とても面白いです！更新頑張ってください！！！！！！！！！！！！！ (2019年1月9日 0時) (レス) id: 519079bbfe (このIDを非表示/違反報告)
waiwaichika(プロフ) - 面白いです。続きを楽しみにしています。 (2018年12月29日 21時) (レス) id: 901fc2e49a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：調味料 | 作成日時：2018年11月28日 18時
