57話 ページ11
_______えっ?何で私、こんな事を言ったのでしょうか...?
分からない...自分でも何故か分かりませんでした
だって、後ろに振り返った時に見た人物が...
「...A...おば、さん...!!?」
_______灰色のレディだったのです
もしかして記憶が少しずつ甦ってきてるのではと思いました
「Aおばさんなの!!?」
灰色のレディはAを見るなりそう言っていた
_______やっぱり、私がA・ミヤノに瓜二つだから、こう言われるのですね...
『えーっとですね...私はA・ミヤノと申します』
_______灰色のレディに驚きながらもキチンと自己紹介をしました
ただ、私と同姓同名の別人なのか、それとも生まれ変わりとして似てしまっただけなのか...
それに...A・ミヤノの名前を言われた途端、あの酷い頭痛も気になります...
_______もしかしてA・ミヤノが私に生まれ変わったと同時に前世の記憶が失われているのではとも思っております
だから少しずつ私の頭の中にA・ミヤノの出来事が流れ出たのかも知れませんね
「...っあ、ごめんなさい、取り乱してたわ。.........私はヘレナ・レイブンクローよ」
灰色のレディことヘレナ・レイブンクローはAに自己紹介をしていた
Aはヘレナの名前を聞いた途端...
キィ――――――――ン
ダンブルドアとマクゴナガルでのお茶会の時と同様、酷い頭痛に襲われた
_______ヘレナ・レイブンクローの名を耳に入れた時、また酷い頭痛に襲われました
けれど先程よりは痛くはなく目を瞑るほどではなかったです
――――――――この子の名前、貴女がつけてあげて、A
_______うっ...!!あの時の様に瞳を瞑りますが今度は映像が流れてきませんでした
でも、これはいったい何なのでしょうか?
映像が流れないので全く分かりません
――――――――いいのですか?ロウェナ
――――――――えぇ。その代わり、とびきり可愛いのにしてね?
――――――――分かりました。そうですね...あっ!
_______何?何なのですか...?
ロウェナが私に言ってるのはいったい...
その時、私と同じ名前であるAが口を開きました
――――――――ヘレナ、と言うのはどうですか?
ロウェナに言われた通り、女の子らしい名前にしてみたのですが...
『...っ!!?』
酷い頭痛に襲われていたAは頭痛が治まるとハッとした様な表情になった
_______二人の会話は灰色のレディが生まれた時の話ですね
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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年9月17日 22時