流石にそれはない。【ジェイド・リーチ】

にじゅうきゅうわ ページ32

＿放課後＿



―フロイドside―





『ジェ〜イドっ！』


ジェ「おや、フロイド。今日はよく会いますね」


『だねぇ〜、A待ってるの？』


ジェ「えぇ、そうです」


『オレも一緒に待っていーいー？』


ジェ「別に構いませんが…どうかしたんですか？」


『んー？気分』


ジェ「なるほど」




気分って言って納得してくれるとこ、ジェイドって物分かりいいよね


A以外のことは愛想良いのに…


なんで、Aのことになるとあんな変態になるんだろうね(純粋な疑問)









ジェ「Aさん、お迎えに来ましたよ」ﾆｺﾘ


貴「誰が幼稚園児だ」


ジェ「言ってないです、

…でもAさんの幼児化は見てみたいですね」


貴「あれ、またフロイドがいる」←無視


『いちゃ悪いー？』


貴「いや別に…」


ジェ「では、行きましょうか」


貴「せやねー」


『んー』









＿夜＿




『あー疲れたーー』ﾎﾟｽｯ


ジェ「今日はお疲れ様でしたね、フロイド」


『だよねぇ、オレもう一日分の体力使った〜』


ジェ「そういえばですが…フロイドは何故今日僕の後をつけてたんですか？」


『あ、バレてた？』


ジェ「えぇ、動きがぎこちなかったので」


『そりゃ慣れてたら怖いでしょ…ジェイドを追うのは久しぶりだったからー』


ジェ「久しぶり…ということは前にも僕を追っていたと」


『あ、やべ』


ジェ「別に怒りはしませんが…あまり暴走しないでくださいね？」


『頑張るー』


ジェ「今日は、Aさんともよく話してましたが…」


『あは、ジェイドの観察してたの』


ジェ「僕の観察？」


『うん、だって最近のジェイド面白いんだもん』


ジェ「とりあえず褒め言葉として受け取らせてもらいます

…僕の観察をするぐらいならキノコの観察をしてもらいたいのですが」


『…あ、オレこの後用があるんだよねーじゃーねー』


ジェ「フロイド？＾＾何故そんなに嫌がっているのですか？何故キノコの魅力が分かってくださらないのですか…？キノコは＿」


『あーー！！もうキノコの話はいいってばぁ！！』









※この後フロイドは3時間みっちりキノコについて語られました

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