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「ハリー、それじゃあまた学期初めにね」
ハリーにはそれが帰れと言われているのが分かった。大人しく、教室を後にする。
リーマスはハリーが出ていくのを確認すると、優しい笑みでAに向き直った。
「何か言いたい事があるんだろう？」
「...分かるの？」
「分かるさ。何年一緒にいたと思ってるんだい？」
不安そうに聞くAに、また微笑む。ここを逃せばもうチャンスはないと、彼女は腹を括った。
「リーマス、貴方に謝らなきゃいけないことがあるの」
「謝らなきゃいけないこと？」
「シリウスのこと、何だけれど」
言う毎に、息が吸い込みにくくなるのを感じた。それでも、言わなければならない。
これはきっと罰だ。
「あの日、秘密の守人を決めたでしょう？実は私達、貴方のことをスパイだと疑ってたの」
彼は黙ったまま聞いている。Aは顔を見るのが怖くて、下を向いたまま話し続けた。
「それで、秘密の守人はシリウスじゃなくて、ピーターに」
最後の方はほとんど消え入るような声だった。
今ここで怒られて、怒鳴られても、縁を切られても可笑しくはない。それなりの覚悟は彼女にはあった。
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Myu - I love this. (2月19日 20時) (
レス) @page49 id: 39c076b3bd (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 更新待ってます!ハリポタの夢小説で一番大好きです✨ (9月28日 21時) (レス) id: ab2697685b (このIDを非表示/違反報告)
すず - 更新を！！ずっと！！待ってます！！！！ (2021年2月1日 20時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
華 - こちらの作品全て見返しましたが文の綴り方が綺麗で引き込まれてしまいます(^^♪ 更新楽しみにしています(^^) (2021年1月11日 23時) (レス) id: 4322f45750 (このIDを非表示/違反報告)
らい - ハリーポッターの作品の中で一番好きです(T_T)応援してます！(^-^) (2020年12月12日 2時) (レス) id: 4322f45750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー | 作成日時：2020年9月3日 13時
