愛をこめて花を君に【高尾和成】

２１輪目:黄ヒヤシンス ページ23

赤司との会談から一週間後……
黄瀬「海だーーーー！！！！！」
A「子供じゃないんだから……」

海常は合宿を開始した。I.Hがあったため長い練習ができなかった海常は、WCに向けてもう動き始めていた。
神奈川県にある学校なだけある。海合宿だ
A(……赤司君が言ってた黄瀬君が自分で伝えるべき案件っていうのがちょっと気になるけど……本人が言ってくれるのを待つしかないよね……)
だが、ここで思いもよらない人物と出会うことになる


「…………黄瀬？」
黄瀬「？って、えっ！？！緑間っち！？！」
そこにいたのは緑間だった。しかし緑間だけではない
高尾「あれ、Aちゃん！？と…キセキの……」
宮地「もしかして海常全員来てんのか…？」
高尾と宮地も一緒だった

A「そっちは合宿終わったんじゃ……」
高尾「あぁ俺らは完全プライベート。真ちゃんが商店街のガラガラ？で温泉宿の宿泊券当てたらしくてさ、3人分。緑間家も予定空いてなかったみたいで、俺と真ちゃん、三年生で暇だったらしい宮地先輩ときたってこと」
宮地「受験生だぞこっちは暇なわけあるか轢くぞ！！！！」
と、話していると

竹内「丁度いいな」
黄瀬「うわぁ！？監督いつの間に！？」
黄瀬の背後には海常の監督の竹内がいた

竹内「そこの秀徳三人。うちの練習に混ざらないか？」
「「「……え？」」」
高尾「海常の？」
黄瀬「えっ、いいんスか監督！？」
竹内「あぁ、バスケではないから問題ない」
宮地「じゃあ何を……？」

竹内「ビーチバレーだ」

「「「ビーチバレー！？」」」

竹内「レギュラーメンバーの基礎体力を鍛えたかったのだが、控えのやつらじゃ分が悪くてな、丁度いい相手が来たな」
宮地「……どうする？」
宮地は高尾と緑間を見やる。高尾は笑って言った
高尾「そんなの決まってるじゃないですか」

緑間「……もちろん、受けて立つのだよ」

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２１輪目:黄ヒヤシンス

花言葉:勝負

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