15輪目:マリーゴールド ページ17
桃井「Aちゃ〜ん!!!」
振り返ると、駆け寄って抱きついてきたのは桃井だった。そのうしろには青峰やら桐皇のメンバーがいる。
桃井「今日はありがと!いい試合だったよ♪」
A「こちらこそ、まさかさつきちゃんとベンチで会うとは思わなかったけどな」
桃井「私もだよ〜!マネージャーやるってきいてビックリしちゃったもん!」
Aはふとうしろにいた青峰の方を見ると、青峰もAの事を見ていたのか目が合った
青峰「……2年のあの日以来だな、久しぶり」
A「……久しぶり、青峰君」
青峰「まさか海常に行ってたなんてな。家から近いのか?」
A「まぁそこそこ。青峰君も相変わらずだね」
青峰「それはさつきから常日頃言われてるっつーの」
青峰は確かに笑っているが、2年のあの日に見た笑顔と違う気がしてならなかった。
海常が負けた、今となっては尚更
A「I.H頑張ってね。敵地だからあまり大っぴらに応援はできないけど……」
青峰「応援なんかしなくても俺は負けねぇっつーの。俺に勝てるのなんて俺だけなんだからよ」
青峰がじゃーなと背中を向ける。桃井が慌てて追いかけて隣に並んだ時だった。
青峰「……そういえば、紫原と赤司こっちきてるみたいだぞ。まっ、I.H進んだなら当然か」
A「……え?」
青峰「じゃな」
それだけ残して今度こそ青峰は去っていた。
A「……私も帰ろうかな……って」
桐皇が歩いていった反対側に向かって歩き出そうとした矢先だ。
廊下のベンチで座ってる人影がいた。
A「…………黄瀬君?」
黄瀬「……!」
高尾「真ちゃんどこ行ったんだよったく……あんなでかいオレンジジャージ目立つはずなのに……」
高尾は途中で別れた相棒を探していた時だった
黄瀬「……負けちゃったッスね」
高尾「……っ!」
廊下にでようとした時だった。そこには黄瀬とAが話している所だった。
高尾(……はー、タイミングわり)
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15輪目:マリーゴールド
花言葉:悲しみ
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QOO - すごく面白いです!地味に「柴原」本名なので設定見たときは目を疑いました(笑)やっぱ和君カッコイイですね・・・ますます惚れました。夢主ちゃんと和君ハッピーエンドで終わってほしいですね・・・花言葉すごく勉強になります!!これからも頑張ってください!! (2018年2月26日 20時) (レス) id: 5adcb33c47 (このIDを非表示/違反報告)
くま - すごく面白いです!物語も楽しいし、花言葉とかも勉強になるしこれからも頑張ってください。 (2017年7月9日 14時) (レス) id: 33029edfb0 (このIDを非表示/違反報告)
実音(プロフ) - 夜叉様ありがとうございます!大変嬉しいお言葉です:::頑張りますので楽しみにしていて下さい!! (2017年6月7日 18時) (レス) id: 5df54606b0 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉〔刹叉〕(プロフ) - この作品が大好きです!高尾くんとハッピーエンドで終わってほしいですね……これからも応援しています!! (2017年6月5日 21時) (レス) id: 0f137dda1a (このIDを非表示/違反報告)
実音(プロフ) - 葵様ありがとうございます!更新頑張りますので楽しみにしててください! (2017年4月13日 22時) (レス) id: 5df54606b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:実音 | 作成日時:2017年3月26日 2時