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病室にいたりしなくてもしょっちゅう来てるせいで名前と顔を覚えられているのだろうか…。
良太郎「どうも…」
良太郎が看護師に軽く挨拶をしたあと
Aと沢田さんの方を向くと
首を傾げてこっちを見るAと
上目遣いで様子を伺うような顔した沢田さん。
良太郎「まぁ………たまに。」
A「そのたまにがあると大変なんだから」
沢田「相変わらずAは心配性だし野上くんが大好きなんだからー!」
A「ちょっ…そりゃ…そりゃあ…」
良太郎「……?」
沢田「ねー?」
なんのことかわかってない良太郎と
慌てるA
A「うん、そ…そうかもね」
沢田「うふふふふっ…全然変わらないね2人とも高校の時と。」
そんな2人をみてにこにこと笑う。
Aはそんなに変わらないの?と気にし始めた。
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モモタロス「なぁーにがリストラだ、俺たちのうち誰かの首を切るってか?」
リュウタロス「くびー!」
その頃デンライナーの車内では
先程のハナのリストラ通告の話になっていた。
モモタロス「良太郎がそんなことするわけないだろ!」
リュウタロス「だろー!」
歩きながら話をするモモタロスを
後ろから追いかけて歩いているリュウタロスが真似している。
モモタロス「ハナクソ女が勝手に言ってるだけだ!」
リュウタロス「うん!」
モモタロス「気にするこたねぇって!」
そういうとモモタロスはコーヒーを立って飲んでいたウラタロスの肩をバシッと叩いた。
リュウタロス「なっ!」
同じくリュウタロスもウラタロスのことを叩くと
ぴしっと軽くデコピンを返された。
ナオミ「でもー、良太郎ちゃんとAちゃんが危険だとしたら乗客の安全を守るために」
ナオミ「オーナーの乗車拒否が使えるかもってハナさんが。」
話を聞いていたナオミがハナが言っていたことをイマジンたちに伝えた。
ナオミ「それに、良太郎ちゃんもこのままじゃまずいから何か考えないとって言ってたみたいですよ?」
モモタロス「良太郎が…!?」
座ってコーヒーを飲んでいたモモタロスだが
良太郎が、という話を聞くと
すぐに飛んできた。
どんだけ良太郎のことが大切なんだ。
ナオミ「うん!良太郎ちゃんに負担ってことはAちゃんにも負担になりかねないからって!」
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作者名:ちあ | 作成日時:2019年11月26日 23時